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目次
1-物件の確認内容の概要
2-通常歩行での確認と見えない
箇所の確認動作
3-工事が終了後に、 通常歩行で
確認できない箇所
1-見えない箇所の確認方法< 内部>
2-見えない箇所の確認方法< 外部>
3-見えない箇所の確認方法
< 土地・地盤>
4-見えない箇所の確認方法< 擁壁>
5-見えない箇所の確認方法
< 隣地との関係>
4-各チェックの箇所 (建物・内部)
5-各チェックの箇所 (建物・外部)
←大事のこと)
6-各チェックの箇所(設備・内部、外部)
7-消費者保護推進の優良製品・
長期使用製品安全点検制度
1-物件の確認内容の概要
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経過年数がある物件では、日々過ごすなかで種々の問題が出てくることがあります。
新築は経過年数を経てないので、種々の問題が出てこない可能性があります。
物件の状態
物件の平面の形
正方形・長方形が構造的に安定度が良い。
L形・凹凸形等は構造的に力が建物全体に均等に分散せず安定度が低い。
L形・凸形は台風時に風当たりの強い部屋が有りますので、確認が必要です(他の部屋より雨風を強く感じます)
物件の状態
工事完了
新築・中古リフォーム済み(既存部+リフォーム箇所)
工事進行中
新築・中古リフォーム(既存部+リフォーム箇所)
既存のまま
中古(既存のまま)
中古のリフォームについて
リフォーム済みとありますが、どの箇所、品質の程度か確認しましょう。
箇所
リフォーム済み箇所
品質
リフォーム済み箇所
の
品質
既存部
リフォーム
をしない
箇所の不具合の確認
リフォーム済みの
箇所の確認書類
リフォーム済み箇所の確認書類
確認作業者
自己で確認
技術的な箇所除き、部分的には可能。
費用負担・無
第三者に依頼
技術的な箇所は、確認が自己では難しいので専門者に依頼することになります。技術面からの客観的な判断がでます。
費用負担・有
2-通常歩行での確認と見えない
箇所の確認動作
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物件の状態を見るための動作
通常歩行
立ったままの歩行
かがむ(屈む)
体を低くくして、腰や膝(ひざ)を折り曲げて、腰は下ろさない
しゃがむ(踞む)
膝(ひざ)を折り、腰を下ろす
寝そべる
横になる・腹ばいになり、体を伸ばす
のぞく(覗く)
隙間から見る
もぐる(潜る)
物の中や下に入る
上る
目的地点へ行くために、
低い場所から高い場所へ行く
下りる
目的地点へ行くために、
高い場所から低い場所へ行く
確認体勢
確認箇所
確認用具・他
備考
確認方法
(体勢の種類)
建物部
通常歩行
おおまかに
全体を把握
通常(内覧時)は、確認できない箇所がある
各個人の目の高さの位置からの確認
確認の限界がある
より確認範囲を広げる
かがむ(屈む)
床付近
―――
接近して確認
しゃがむ(踞む)
より床付近
―――
接近して確認
登る
天井部付近
踏み台・脚立が必要
接近して確認
天井裏
踏み台・脚立が必要
天井裏に登る
入り口確認
点検口
押入れの天井
もぐる
床下
床下にもぐる
入り口確認
床高さにより
もぐれない場合が
ある
畳を起こし
入り口を探す
台所等の点検口
確認方法
(体勢の種類)
建物部・外部
通常歩行
おおまかに
全体を把握
通常は、確認できない箇所がある
各個人の目の高さの位置からの確認
確認の限界がある
より確認範囲を広げる
かがむ(屈む)
地面付近
―――
接近して確認
しゃがむ(踞む)
より地面付近
―――
接近して確認
登る
外壁上部付近
脚立が必要
接近して確認
屋根
高い脚立が必要
確認できない
箇所
撤去
構造体の内側
壁面の内側等
掘る
埋設個所
確認方法
地盤・擁壁
地盤・擁壁の調査は別途(地盤調査会社に依頼する)
調査方法により費用が異なります
建物ができない場合は、調査がしやすく、建物がある場合より費用が
安くて済む
建物が完成してからでも調査はできますが、費用は余分に掛かかります
3-工事が終了後に、通常歩行で
確認できない箇所
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1-見えない箇所の確認方法< 内部>
登らなくて
はならない
(室内)
天井部付近
天井
上層部
壁面
照明
天井裏
躯体
配線
雨漏りがある
潜らなくて
はならない
(室内)
床下
土台
布基礎・べた基礎
床下が土のままになっていて、湿気が多くカビがでる
基礎
基礎部分に亀裂ができた
通風孔の下の両側に亀裂が下までナナメにできた
犬走りに
亀裂ができた
壁面を撤去
しなくて
はならない
(室内)
地上部
壁面内
躯体
内部
壁面はコンパネ・PB等でふさがれている
断熱材
地上部上水管
腐食
・漏水
地上部排水管
腐食・漏水
電線
電話線
ケーブル
掘らなくて
はならない
(室内)
埋設
上水管
排水管
構造体
全体・一部
構造体が軟弱で補強
各線部
電線
断線
ケーブル
断線
その他配線
断線
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2-見えない箇所の確認方法 < 外部>
登らなくて
はならない
(外部)
外壁
上層部
壁面
外壁に亀裂ができた
外壁が剥離した
L型の家で外壁のつなぎ目に亀裂ができた
上層部塗装
上層部塗装
上がらなくてはならない前の塗装を落とさず上から塗り数年経ったらはがれてきた
屋根部
雨漏り検査法
雨漏りがある
屋根
瓦がズレている
瓦が割れている
雨漏りがする
瓦は一番低い所に乗る。凹部分
雨漏り検査法
木造り・鉄骨造り・ RC造りにより検査法が違います。
目視法
散水法
発光液法
赤外線
紫外線投射法
ガス圧入法
屋根の色
大手住宅メーカーが新築を完成したら、屋根の色が打ち合わせと違った。メーカーはこのままで、収めたいと交渉したが、施主は納得せずやり直しとなった。工事途中で。それぞれの立場の人が気がつかないケースです
上がらなくてはならない
埋設電線
通常は塩ビ管等で保護されているが、管破損で漏電している。庭園灯の機器・庭園灯までの管破損
TVアンテナ
屋根取付けTVアンテナ
独立TVアンテナ
雨水処理
軒樋・竪樋・樋
上層部
その他配線
壁面を撤去
しなくて
はならない
(外部)
地上部
壁面内
躯体
内部
外壁面はふさがれている
地上部上水管
地上部排水管
電線
電話線
ケーブル
掘らなくて
はならない
(外部)
埋設
上水管
埋設上水管
腐食している
。漏水がある。
埋設
排水管
腐食している。漏水がある。
排水溜桝
電線(通常は塩ビ管等で保護されている)
ケーブル(通常は塩ビ管等で保護されている)
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3-見えない箇所の確認方法 < 土地・地盤>
地質
種類
地質内容
強度
程度
強度
転圧処理
水はけ
度合い
土部の水はけの勾配
地表コンクリートの水はけの勾配
湿気
度合い
湿気があると、つゆ時にカビが出やすい
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4-見えない箇所の確認方法 < 擁壁>
擁壁
擁壁材の種類
使用不可の用材
種類により強度が極端に違います
施工方法
各種
種々の工法があります
擁壁の高さにも注意
各排水パイプ
水はけの状況
各排水パイプより水の排水の確認
(雨天しか確認できない)
パイプからの
異種物の流出
砂が出てきていないか
草がはえてきていないか
設置
排水パイプの正規の設置
ブロック積み
擁壁
注意
ブロック積み擁壁2m以下は建築基準法で規定が無いと言うが、各土木事務所では3段までしか認めらてないとの回答です。4段以上は危険としている
空洞ブロックは不可です
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5-見えない箇所の確認方法 < 隣地との関係>
境界
境界線
境界のブロックを隣地は自己の敷地に控えて積んであるので、当方にも控えて積むように言われた
境界線
塀
隣地との
塀
が傾き・腐食
隣地
雨水進入
隣地の軒が
境界ギリギリにあり、雨が降ると当方に入ってくる
樹木進入
隣地の木が伸びてきて、枯葉も落ちている
飛散物
風が強いと飛散しそうな物がある
臭いの飛散
隣地の駐車場があり、車の排気管が当方に向いている
隣地の換気扇が、当方に向いている
隣地との確認
境界
境界標の確認
境界をはさんでのそれぞれのブロック積み
境界上に一列のみのブロック積み
隣地との付近
を注視する
隣地
越境物(建物・軒・木・木の根他)
隣地のその他の物
隣人
人間関係
取り合えず感触をつかむ
以前に隣地人とのトラブルがあり、解消されてなく、購入者には、知らされてなく、入居してしまう
3-工事が終了後に、 通常歩行で
確認できない箇所TOPへ
4-各チェックの箇所 (建物・内部)
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鍵 (チェック)
鍵
鍵穴(シリンダー)
鍵穴の出し入れ
鍵の解錠・施錠
鍵の掛かりが悪い・不具合
鍵の数
玄関・台所・風呂場・門
他
戸と受け側のズレ
内部 (チェック)
床
床の勾配
ビィー玉を転がす
床なり
ミシミシ・ギシギシ音
体重のある人が、各部屋で、どんと飛んだり、どんと寝転んだり、ドタバタして不具合を確認する方法。構造体・取付けの緩み確認
隙間
壁との隙間
破損・キズ
破損・キズ
壁
壁下地
壁はすべて叩く、浮き
ピッチが規定外に広い
クロス張り
はがれ・浮き・亀裂・ジョイント部のはがれ
塗装
はがれ・浮き
木貼
そり・浮き
じゅらく
はがれ・亀裂
コンクリート
はがれ・亀裂
敷居(上・下)
引き違い
木製
上部の下がり(3枚戸以上は敷居が下がりやすい)
そり・浮き(ミシミシ・ギシギシ音)
すべり具合
建具
引き違い
観音開き
木製
襖・障子
破損
汚れ
ガタつき
ゆがみ
襖・障子引き手の破損
ドア枠
木製
そり・浮き
すべり具合
ガタつき
建具
ドア
ゆがみ
ゆがみ
角が直角でなくなる
ガタつき
(ドアと枠のズレ)
ガタつき
丁番のゆるみ
ドアノブの掛かりが悪い
取手
(ドアノブ)
不具合
破損
本体
破損
汚れ
畳の状態
畳の種類
各種
年数経過
新品
0〜3年経過
3〜5年経過
5年以上経過
裏返し・表替え
新畳の入れ替え
ガラス
サッシュ戸
すべり具合
戸のすべり具合
隙間
枠にピッタリと収まるか
隙間ができないか
サッシュ同士(重なり部)の隙間
クレセント
(サッシュの鍵)
クレセント(サッシュ戸の鍵)のしまり(ゆるい・きつい)
古くなるとクレセントが緩んでくる
取替え時は、既存のものの片方のビスを外し、そこへ新しいクレセントの片方を取付ける
一度に外すと裏側の板が、下に落ちてしまい取付不能になり、残念なことになります
なお、微調整の補助板が付属されていますので、それで調整して下さい
網戸
すべり具合
網戸のすべり具合
枠
ゆがみ
ゆがみ
網部のゆるみ
ゆがみ
破損
破損
・
角のつぶれ(網戸は枠が薄いため四方角がつぶれ動きが悪くなっている)
雨戸
雨戸のすべり具合
戸のすべり具合
隙間
枠にピッタリと収まるか
隙間ができないか
雨戸錠
雨戸錠の施錠・解錠はスムーズか
戸袋
戸袋から雨戸が出しやすさ
引き戸式は砂・ほこり・ごみが溜まりやすく動かしにくくなるので、余裕があれば上下式シャッターに取替えの方法もありますが、上部シャッターボックスの取り付け場所の必要がある
室内天井部
雨漏りのシミ
シミ(雨漏り確認)
ゆがみ
たわみ・下がり
破損
破損
汚れ
天井部は高いため掃除する機会が少ない
天井点検口
位置
天井裏
雨漏り
シミ(雨漏り確認)
下がり
破損
汚れ
天井板
下がり
・たわみ
破損
・
汚れ
配線
整理してまとまり
床下
ベタ基礎
地盤の強度が有る程度同じの場合
基礎立ち上がり部と底部全体を鉄筋コンクリートで施工して一体化するので、不同沈下を起こしづらくします。
布基礎
地盤の強度が違う場合
基礎立ち上がり部の地盤内への埋め込まれる高さを変えなければならない。
基礎立ち上がり部と底部全体が一体化していない
底部が
土のままは湿気が出やすい
基礎立ち
上がり部
高い方が構造的に強い
床下が高い方が、作業しやすい
高さが底部から40cm以上必要と規定されているのは金融公庫融資対象の建物の場合です
湿気
床下が土のままは湿気が多い
風通しに注意
湿気に注意
シロアリ
シロアリ対策
断熱材
種類
断熱材の使用範囲
材質
内部 水道設備(上水・下水) (チェック)
上水道設備
上水道管
管理区分
通常は道路までは市町村の区域
敷地内は自己負担範囲
水道管腐食具合
水道管腐食具合はどの程度が分からない
築年数より判断する
地上部上水管
躯体体内部(壁面はコンパネ・PB等でふさがれている)
低温対策
埋設上水管
埋設箇所は、地中・コンクリート等
下水道設備
下水道管理区分
通常は道路までは市町村の区域
敷地内は自己負担範囲
地上部排水管
躯体体内部(壁面はコンパネ・PB等でふさがれている)
埋設排水管
埋設箇所は、地中・コンクリート等
台所
カラン(蛇口)
動き
漏水
冷水・温水の切替え
シンク
破損
汚れ
排水口
排水トラップ
棚・引き出し
破損
汚れ
換気扇
汚れ
吸引力の程度
洗面場
カラン(蛇口)
動き
漏水
冷水・温水の切替え
洗面台
洗面台の破損
排水管口
浴室
カラン(蛇口)
動き
漏水
冷水・温水の切替え
シャワー
動き
漏水
冷水・温水の切替え
浴槽
破損
汚れ
浴槽排水栓
破損
締り具合(湯はり漏れ)
床
破損
水勾配
壁
破損
汚れ
タイル貼りの破損
タイル貼りの汚れ
棚
手摺(高齢者対策)
照明器具
鏡
天井
水勾配
照明器具
天井点検口
洗濯室
(洗濯機)
カラン(蛇口)
漏水
ホースとカラン(蛇口)の接続で、正確に繋いでないとハズレ・水漏れになります。ビス留めタイプでは、蛇口にゆがみが有るとハズレ・水漏れになりますので、ご心配な方は洗濯機用単水栓を付けて下さい。(簡単な取替え工事必要)
排水管口
排水のあふれ
トイレ
上水
部
給水が止まらない
下水
部
排水の流れが悪い
排水部の
詰まりがある
便器本体
壊れた
タンク部
浮き玉等の不具合
電気部
ウォシュレットが作動しない
洗浄部
ウォシュレットの水が出ない
4-各チェックの箇所 (建物・内部)
TOPへ
5-各チェックの箇所 (建物・外部)
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外部 屋根
種類
(形状)
(色)
(材質)
瓦
日本瓦(焼き物)
日本瓦(セメント)
西洋瓦(焼き物)
スレート
スレート
金属
トタン
その他金属
三角屋根
勾配がある
一般的
水切りがよいよう勾配がある
陸屋根
(りくやね)
(水平な屋根)
勾配がない
屋根材質
通常はコンクリート屋根
メリット
屋上の有効利用
天井部の無駄なスペースをなくして空間を大きくする
雪国での落雪事故の防止(屋外に出た瞬間時・家の周りの作業時等に、振動・雪のゆるみで落雪し身体への損傷の回避)
確認・チェック
平面に近い(若干の勾配はある)ので、雨水が溜まりやすく雨漏りの可能性が高い
防水対策にコスト・資材が必要で、防水処理を確実に施工する必要があります
建物の揺れ・ゆがみ等により防水処理に亀裂が生じることがあるので時々チェックが必要
防水の種類
各施工方法を検討する
改質アスファルト防水
アスファルト防水
塩ビシート
ゴムシート
ウレタン樹脂
エポキシン樹脂
気象による
耐久度
形状による
雨漏り・風・軒下への吹き込み・雪
重量
材質
重い・軽い
メンテ
軽減性
メンテしやすい
長期間のメンテ
問題
劣化
割れ・亀裂
瓦・スレート・トタン・その他金属
漆喰の流れ
日本瓦
屋根材の浮き
瓦・スレート・トタン・その他金属
屋根固定材
の浮き
留めくぎ・番線
草・コケ
植物の種の飛来、日当たり・風通し等
雨漏り
雨漏り検査法
木造・鉄骨造・RC造等の構造体により調査方法に不向なもがあります
シート
屋根部の雨漏り部と思われる部分をシートで貼り、雨水の浸入の有無により判別を行う方法
小規模な部分用で、調査には長期間が必要となる
目視法
雨漏り部と思われる部分の防水保護層を撤去して、直接防水層を見て、ひび割れや、雨水が屋根裏などに溜まる状態を調べる方法ですが、構成体・天井・内装材に損傷を与えてしまいます
散水法
雨漏り部と思われる部分に散水し、漏水の有無によって判定する方法
場所の限定と技術力が必要です
発光液法
雨漏り部と思われる部分に発光液を流し込み、屋根裏から紫外線を当てる方法
発光液が漏水していると紫外線で発光します
赤外線
雨漏り部と思われる部分と雨漏りがない箇所の温度差で判断する方法
紫外線投射法
紫外線に反応して発光する検査液を、雨漏り部と思われる部分に流込み、検査液が発光することにより判断する方法
ガス圧入法
雨漏り部と思われる部分にガスを注入して判断する方法
木造・鉄骨などには向いていない
木造り・鉄骨造り・ RC造りにより検査法が違います。
雨漏り原因が施工不良でない場合は、保険で雨漏り補修ができる場合があります
火災保険の風災補償が使える場合があります
軒樋・竪樋
不具合
雨漏り
ハズレ
破損
飛散
外部 外壁
乾式工法 (釘・ネジを使用)
サイディング
窯業系
セメントなどを原料とし、繊維質原料を加え成型し板状としたもの
金属系
ガルバリウム鋼板、アルミニウム合金板などを表面材とし、裏面材や芯材で構成された建材
木質系
天然木などを塗装したもの
樹脂系
塩化ビニル樹脂が主な素材
ALC
ALC
耐火性・加工性が高い
羽目板
羽目板
窯業系、金属系、樹脂系
木剤は耐火性ご低い
湿式工法 (セメント・水を使用)
湿式
タイル
変色がないのでメンテ回数が少なくてすみ
モルタル塗り
モルタルに塗装
洗い出し
和風系
漆喰
和風系
コンクリート
打ちっぱなし
地震に強い
防音性・耐火性・形状の自由性が高い
室内スペースが広く取れる
火災保険料率が低い
夏暑く、冬寒い
保護剤を数年に毎に、外壁面に塗る必要がある
土
古建物に多い
コンクリートとは砂や砂利(骨材)をセメントと水を混ぜて硬化させて強度だす建材
地域性(寒冷地域・海岸地域・交通量の多い道路地域・湿度の高い地域等)
により使用材を考慮する
外構
門
屋根
屋根有・無
門戸
伸縮タイプ
跳ね上げ式(オーバードア)
スライド式
観音開き
両開き
片開き
塀
土に接する材料
ブロック・レンガ・石・コンクリート製品
ブロックは耐久性が弱いので、施工方法、高さの制限など注意
金属
フェンス
ルーバー
納屋
本体
補強(倒壊対策)・
破損
部
鍵
有・無
擁壁・土地
隣地との段差
がある
工作物になります。土を止めるためのもので使用材料、施工方法には規定があり、それ以外の材料、施工法を採用すると倒壊など危険を及ぼし、人命に関わる場合があり、持ち主の責任になり、人的被害、擁壁の作り直しの費用負担を負うことになります。
適用外の地域
確認申請の申請が必要がない
建築基準法の適用外の地域、確認申請の申請が必要でない地域ではその検査からの対象外になり、危険なものができてしまうことがあり、後に取返しがつかなることがあります。
宅建業者の
責任範囲
宅建業者では、判断できないことが多くあります。
仲介業で、製造業のように責任の範囲が狭いので、特に購入時には注意が大事です。
専門家へ
調査依頼
隣地との段差がある場合は、建築士、土地家屋調査士に検査を依頼、土地自体に問題がある恐れがある時は、地盤の調査が必要があります
建物附帯設備
駐車場
立地条件
車の出入れの容易性
通行量
見通し
広さ
場所が離れている
屋根
屋根有・無
戸
伸縮タイプ
跳ね上げ式(オーバードア)
スライド式
観音開き
両開き
片開き
シャツター
作動
シャツター/電動
作動
外部 水道設備(上水・下水)
上水道設備
外部
上水道管
管理区分
通常は道路までは市町村の区域
敷地内は自己負担範囲
水道メーター
元栓
水道メーターの位置確認
水道管腐食具合
水道管腐食具合はどの程度が分からない
築年数より判断する
カラン(蛇口)
洗い場
散水用
動き
漏水
低温対策
地上部上水管
躯体体内部(壁面はコンパネ・PB等でふさがれている)
露出部 低温対策
埋設上水管
埋設箇所は、地中・コンクリート中等
下水道設備
外部
下水道管
管理区分
通常は道路までは市町村の区域
敷地内は自己負担範囲
カラン(蛇口)
洗い場
排水部
洗い場破損コンクリート・プラスチック等
排水口
つまり
地上部排水管
躯体体内部(壁面はコンパネ・PB等でふさがれている)
露出部
埋設排水管
埋設箇所は、地中・コンクリート中等
公共下水道
(集合処理方式)
通常の都市での
下水道
家庭・事業所からの汚水を処理場で行う
浄化槽
方式
(個別処理方式)
水洗式便所からのし尿、生活排水(台所・洗面所・洗濯所・風呂場等)を浄化槽で処理して、下水道以外に流す
公共下水道(
集合処理方式)が効率的・採算的でない理由により、整備が進んでいない地域で各自が設置する
定期清掃・点検
(2ヶ月に1回/2年に1回)
下水道設備が無いことが多い
浄化槽(容量 5人槽〜7人槽〜)
5・7人槽〜---2ヶ月に1回程度点検汚れ具合により薬散布(5000円程度)
2年に1回---浄化槽の清掃15000円程度
◎単独処理浄化槽
水洗式便所からのし尿のみを処理して、下水道以外に流す
生活排水(台所・洗面所・洗濯所・風呂場等)は、そのまま下水道以外に流す
◎合併処理浄化槽
水洗式便所からのし尿、生活排水(台所・洗面所・洗濯所・風呂場等)を終末処理して、下水道以外に流す
外部 水周り部
軒樋・竪樋
破損・はずれ
破損・はずれ
つまり
ゴミ・枯葉・灰等つまり
排水溜桝
破損
排水が漏れ土中に浸透
周りの土が排管に流れ枡周辺が空洞
つまり
どろ・
ゴミ・枯葉・灰等
外部 TVアンテナ
本体部
取付け
固定度合いが悪い
機器の不備
電波供給状態
方向・角度が合わない
地デジ・BS・CS
ケーブル
地上部
塩ビ管等で保護・固定度、垂れ下がり
埋設
塩ビ管等で保護・固定度
通信関連
通信
インターネット
光ネットエリア地域
ADSL地域
携帯・モバイル
携帯・モバイルの接続状態
外部 電線・ケーブル (チェック)
地上部
地上部
塩ビ管等で保護
埋設
埋設
塩ビ管等で保護
機器
庭園灯・門灯(常夜灯)・インターホン・外部コンセント
庭
清掃
草・ゴミ等
庭が広いと草・ゴミ等の手入れの負担が多くなる
庭木
高さ
高く自己で剪定できない庭木
大きな庭木の設置・移動(ユニック車利用可能か確認)
庭石
設置
大きな庭石の設置・移動(ユニック車利用可能か確認)
設置の安定性
大きな庭石の倒れ
池
水漏れ
防水・排水管
庭園灯
本体
照明機器
配線
通電
室内スィッチ
地質
土の種類
土中のガラ・ゴミ等の廃棄物
補修用足場
足場
期間
自宅の建物に近く、隣地の建物の補修用の足場がなかなか撤去されず、こちらへ渡れるの夜間心配
5-各チェックの箇所 (建物・外部)
TOPへ
6-各チェックの箇所
(設備・内部、外部)
目次に戻る
電気設備
電気
雷対策
家電のコンセントから電源コードを抜く
パソコン・周辺機器
パソコンのLANケーブルを抜く
電圧(
V
)
単相100V(一般的)
100V 2本の電線の組合わせ
単相200V(容量の大きいエアコン・IHなど用)
100V 2本と200V 1本の
電線の組合わせ
100Vと200V
の比較
使用機器で、100Vで4台と200Vで2台の比較では電気料金は同じですが、本体・工事の費用価格が抑えられます
使用機器で、100Vと200Vの比較では電気料金は同じですが、200Vは、調理の場合出来上がり時間が早い
本体・工事の費用価格が抑えられます
電流量(
A
)
(
アンペア
)
5・10・15・20・30・40・50・60アンペアの種類により料金設定が変わります
家電1台の消費電力1500Wの場合15Aが必要
ブレーカー
ブレーカーの位置
ブレーカースイッチと各部屋・各箇所のスイッチ・コンセント・照明機器の通電確認
オール電化
オール電化
の場合すべてチェックする
コンセント
本体部
取り付けの不備
汚れ
・
破損
下地
補強が必要か
配線・接続
通電
外部
外部コンセントの数量・位置
テレビ
本体部
引越しをしてから見るのでそれまでは映りは、確認できない
アンテナ
放送電波の供給力
受信方向
配線・接続
通電
断線
エアコン
電源
単相100V
単相200Vタイプ(大型エアコン等)
通電チェック
電源を入れ確認
冷媒
充填容量
(冷え具合)
冷房・暖房能力
各部屋の広さに適合
内機
壁掛けタイプは、室内壁壁の補強の確認
外機
できるだけ日の当たらない場所へ設置
壁スリーブ
エアコン配管穴の位置確認
配管
露出配管(外壁に近い場合)通常の壁掛けタイプ
隠蔽配管(外壁から遠い場合・四方壁の場合配管の設置位置の高低差がある場合考慮必要)
水漏れの可能性がある
工事費が高い・工事がめんどう
マルチエアコン
1台の室外機で2台以上の室内機と接続できるタイプをマルチエアコンと呼んでいます
マルチエアコンはほとんどが200V仕様です100Vでは供給不足になります
部屋の位置によりエアコン
配管が複雑になります
使用機器で、100Vで4台と200Vで2台の比較では電気料金は同じですが、本体・工事の費用価格が抑えられます
200Vタイプのほうが暖房時の最大能力が大きく取れます
インターホン
本体部
室内・外部の作動確認
配線・接続
確認
取り付け位置
室内・外部の設置位置高さ
室内・外部の設置場所
外部設置場所により、真正面では画面に対象が入らない場合は、角度を付ける付属品がある
門灯(常夜灯)
配線・接続
数量・位置
庭園灯
配線・接続
数量・位置
オール電化
温水器
温水器の水と温水の切り替えができない
給湯
(台所・
洗面場・
浴室)
温度が上がらない・温水がでないの確認
台所
IHヒーターの不具合
ソーラー
システム
電力効率が悪い
ソーラーパネルの品質
ソーラーパネルの設置方角
近くに工場等の企業が
近隣に電力を売るので、近くに工場等の企業がある場合は土日は消費しないので遠くの消費先になり売電金額が少なくなる
ソーラーパネル
の角度により隣地住居内に反射光が入らないように確認
電気設備
ブ
レーカー
位置
通常は、高い位置にあるため高齢者は操作に注意する
各箇所
との
関連
ブレーカースイッチと各部屋・各箇所のスイッチ・コンセント・照明機器等の関連の確認
コンセント
取付け具合
コンセントのぐらつきに注意
コンセントのほこりが溜まらないよう
注意する
電源コード
高齢者・握力の弱い人用
高齢者・握力の弱い人用の電源コードのかんたん抜き・さし用のものがあります(テコの応用タイプ)
雷対策
ブレーカー
スイッチ
切る
接続のコンセント
家電接続のコンセントから電源コードを抜く
パソコン
パソコンのLANケーブルを抜く
電気機器
電磁調理器
IH
クッキング
ヒーター
名称
電磁誘導加熱調理器(IH/induction heating)
電源
取り付けるためには200V電源が必要ですから、200V対応の電気工事が必要になります。工事費用は必要。
高齢者にはこの電気式の取替えが安全度を高める
調理器具
IH用が必要
鍋・やかん等の調理器具で、価格の安価なものは能力が極端に低いので調理スピードが遅くなる
火災・やけど
強い電流で発熱させます。
急激な温度の上昇でセンサーが異常になり事故が起きることがあります。トッププレートには、注意事項として発火・やけどに注意と説明されている
燃焼式との比較
火災時に、遮断がすばやくでき燃焼式に比べ安全度が高い
エコキュート
しくみ
エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯機)
加温して温水
をつくります
エコキュートのお湯は飲めません
騒音
外気温や水温等の環境条件によって運転状態は変化します
特に冬場はコンプレッサーやファンの回転数が上昇するので運転音が大きくなる傾向があります
エアコンの室外機の音より大きい
できるだけ隣の家から離して設置すること
太陽熱
太陽光発電
電力
ソーラー発電
太陽熱温水器
温水
屋根に集熱器設置
水道直結式は飲料として飲める
太陽熱温水器
湿気・白あり
湿気
━━━
カビがはえる恐れがないか確認
白あり
━━━
白あり対策
その他
足場
設置時期
が長い
自宅の建物に近く、隣地の建物の補修用の足場がなかなか撤去されず、こちらへ渡れるの夜間心配
納屋
古い物
台風等での倒壊
7-消費者保護推進の優良製品・
長期使用製品安全点検制度
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BL部品
一般財団法人ベターリビング
優良住宅部品(BL部品)は、品質、性能、アフターサービス等に優れた住宅部品です。
人々の住生活水準の向上と消費者の保護を推進することを目的として認定し、その普及を図っています。
BLとは“Better Living(よりよい住まいを)の頭文字をとったものです。
認定を受けた住宅部品には、「BLマーク証紙」の貼付等により優良住宅部品(BL部品)である旨を表示することとなっており、表示された部品には、瑕疵保証と損害賠償の両面からのBL保険がついています。
BL保険では、施工瑕疵による賠償もカバーされますので、PL法に対応した製造物責任保険より幅広い保証が得られます。
長期使用製品安全点検制度 (経済産業省)
消費生活用製品安全法改正について
平成21年4月1日、長期間の使用に伴い生ずる劣化(経年劣化)により安全上支障が生じ、 特に重大な危害を及ぼすおそれの多いについて「長期使用製品安全点検制度」が設けられました。本制度は、こ れらの9品目の製造又は輸入事業者に加えて、小売販売事業者、不動産販売事業者、建築事業者、ガス・電気・石油供給 事業者などの事業者、さらには消費者等、それぞれが適切に役割を果たして経年劣化による事故を防止するための制度です。
また、経年劣化による注意喚起表示の対象となるについて、経年劣化による重大事故発生率は高くないものの、 事故件数が多い製品について、消費者等に長期使用時の注意喚起を促すため「長期使用製品安全表示制度」が設けられました。
点検制度の対象製品
(特定保守製品)
◎屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用・プロパンガス用)
◎屋内式ガスふろがまにガスバーナーが付いているもの
(都市ガス用・プロパンガス用)
◎石油給湯機
◎石油ふろがま
◎FF式(密閉燃焼式)石油温風暖房機 (給排気管を外気に
接する壁を貫通して屋外に出し給排気用送風機により
強制的に給排気を行うもの)
◎ビルトイン式電気食器洗機
◎浴室用電気乾燥機
経年劣化による注意喚起表示の対象となる
(長期使用製品安全表示)
○扇風機
○エアコン
○換気扇
○洗濯機
○ブラウン管テレビ