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(1)長期使用製品安全点検制度
消費者保護推進の優良製品 |
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(3)フルオート(全自動)と
オート(自動)の違い |
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(4)風呂釜
循環釜直結方式/追い焚き方式
(一つ穴・二つ穴) |
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(5)風呂+給湯
(湯張り・追い焚き型)(一つ穴) |
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(6)湯はりが給湯栓(カラン)から
の落としこみタイプ
(給湯専用) |
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(5)BF式・BF-DP式
(密閉式・排気筒式) バランス釜 |
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(7)チャンバ式(給気・排気管を
チャンバ室に設置) |
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(9)パイプスペース・アルコーブ設置式
(屋外設置式) |
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(10)FF式 壁組込式
(壁凹部設置) (集合住宅) |
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(11-2)立てダクト式 (共用タイプ)
(主に集合住宅) |
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(11-3)水平ダクト式 (個別タイプ)
(延長配管方式) (主に集合住宅) |
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(3)灯油(石油)給湯器(ボイラー)
減圧・貯湯式 |
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(4)従来の石油給湯器とエコフィール
(高効率型石油給湯器) |
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エネルギー源 |
実用エネルギー |
内容 |
電気 |
電気 |
電力会社より送電線で供給 |
太陽光 |
電気 |
太陽光発電 |
温水 |
太陽熱温水器 |
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化石燃料 |
石油・石炭・天然ガス |
ガス |
都市ガス |
ガス会社よりガス管で供給
(インフラ整備されている地域) |
プロパンガス
(液化石油ガス) |
LPガスボンベ(容器)に充填
(インフラ整備されていない地域・地方都市)
個別に供給可能な分散型エネルギーで災害時の
復旧が早い |
石油 |
灯油 |
灯油タンクで保管 |
薪(可燃物)
と空気(酸素) |
火力 (燃焼) |
薪焚きストーブ・風呂釜など
(燃焼して酸化反応で熱を発生する) |
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(1)長期使用製品安全点検制度・消費者保護推進の優良製品 |
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長期使用製品安全点検制度 (経済産業省)
消費生活用製品安全法改正について |
平成21年4月1日、長期間の使用に伴い生ずる劣化(経年劣化)により安全上支障が生じ、
特に重大な危害を及ぼすおそれの多いについて「長期使用製品安全点検制度」が設けられました。本制度は、こ
れらの9品目の製造又は輸入事業者に加えて、小売販売事業者、不動産販売事業者、建築事業者、ガス・電気・石油供給
事業者などの事業者、さらには消費者等、それぞれが適切に役割を果たして経年劣化による事故を防止するための制度です。
また、経年劣化による注意喚起表示の対象となるについて、経年劣化による重大事故発生率は高くないものの、
事故件数が多い製品について、消費者等に長期使用時の注意喚起を促すため「長期使用製品安全表示制度」が設けられました |
点検制度の対象製品
(特定保守製品) |
◎屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用・プロパンガス用)
◎屋内式ガスふろがまにガスバーナーが付いているもの
(都市ガス用・プロパンガス用)
◎石油給湯機
◎石油ふろがま
◎FF式(密閉燃焼式)石油温風暖房機 (給排気管を外気に
接する壁を貫通して屋外に出し給排気用送風機により
強制的に給排気を行うもの)
◎ビルトイン式電気食器洗機
◎浴室用電気乾燥機 |
経年劣化による注意喚起表示の対象となる
(長期使用製品安全表示) |
○扇風機
○エアコン
○換気扇
○洗濯機
○ブラウン管テレビ |
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BL部品 |
一般財団法人ベターリビング |
優良住宅部品(BL部品)は、品質、性能、アフターサービス等に優れた住宅部品です。
人々の住生活水準の向上と消費者の保護を推進することを目的として認定し、その普及を図っています
BLとは“Better Living(よりよい住まいを)の頭文字をとったものです。
認定を受けた住宅部品には、「BLマーク証紙」の貼付等により優良住宅部品(BL部品)である旨を表示することとなっており、表示された部品には、瑕疵保証と損害賠償の両面からのBL保険がついています。
BL保険では、施工瑕疵による賠償もカバーされますので、PL法に対応した製造物責任保険より幅広い保証が得られます |
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電力供給方式 |
送電線で供給 |
太陽光発電 |
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インフラの整備地域 |
ソーラー発電 |
送電線方式のみ |
有 |
無 |
送電線の
供給のみ |
送電線方式と太陽光発電 |
有 |
有 |
送電線での供給
との共用 |
太陽光発電のみ |
無 |
有 |
送電線での
供給がない |
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送電線で供給 |
従来よりの
供給方式 |
電力会社より送電線で供給
(インフラ整備されている地域) |
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概要 |
構成機器 |
太陽電池モジュール・パワーコンディショナ
分電盤・電力量計・モニタなどの機器 |
原理 |
屋根に設置された太陽電池モジュールに太陽光を吸収して発電し、シリコン半導体に光が当たると直流電気が発生しますので、そのの現象を利用して、家庭で使える交流にパワーコンディショナを使って変換します |
売電 |
パワーコンディショナから家庭の分電盤に接続して、その電気を売り買いし、余分になった電気は売る形態のこと |
太陽光発電
システム |
系統連系
システム |
電力会社と送電線でつながり、売り・買いします
昼間に発電した電気はそのまま利用し、発電電力が消費電力を上回った場合は、送電して電気を売電します |
発電した電気(売る)
使用した電気(買う)
余った電力を電力会社に売ることを逆潮流という |
昼間に発電した電気は自家で使用、余った電気は電力会社が買取る |
夜間は発電できません
必要な分を電力会社から買います |
独立電源
システム |
バッテリー(蓄電池)に充電して使う独立型のタイプ
蓄電池を使い、太陽光発電だけで電力会社の系統と完全独立して使用します。
電源の無い、山奥、岬などの場所から、道路沿いなど電気配線が面倒な場所等に、独立型電源システムが便利です |
発電した電気をバッテリーに蓄える
そのままで使う独立電源システムがあります。 |
独立型ソーラー発電の用途として
海上、山小屋、離島などの電力会社より送電できない
場所として別荘・畑などや、照明や看板、道路標識などで使用します |
電圧抑制 |
電圧抑制 |
系統電圧と発電所側の電圧との関係によります。
系統電圧の状況は、電力会社が測定等を行なうことにより分かるものです |
近隣に有る
場合 |
近隣住居がほとんど太陽光発電を設置
野立て太陽光発電発電所
近隣の工場 |
原因 |
系統電圧の状況と自分の発電所とのかね合い、パワコンのAVC設定値、分電盤や接続点までの状況により発生します。 |
対策 |
結局対処法としては、電力会社に依頼して電圧測定機を電柱等につけてもらい、2週間ほど測定してもらい、その結果電力会社から、パワコンのAVR整定値を上げもらう |
近隣対策 |
設置位置 |
モジュールの反射光が、近隣住居内に差し込まないように設置時に確認(季節時の角度) |
ソーラー
パネル |
保障 |
日本製おすすめ
10年は保障が多い |
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電磁調理器 |
機器 |
電磁誘導加熱調理器(IH/induction heating) |
電源 |
取り付けるためには200V電源が必要ですから、200V対応の電気工事が必要になりり、工事費用は必要
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高齢者にはこの電気式の取替えが安全度を高める |
調理器具 |
IH用が必要
鍋・やかん等の調理器具で、価格の安価なものは能力が極端に低いので調理スピードが遅くなる
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IH
クッキング
ヒーター
の火災・やけど |
強い電流で発熱させます。
急激な温度の上昇でセンサーが異常になり事故が起きることがあります。トッププレートには、注意事項として発火・やけどに注意と説明されている |
燃焼式との
安全度の比較 |
火災時に、遮断がすばやくでき燃焼式に比べ安全度が高い |
エコキュート
(温水器) |
節約機器 |
自然冷媒ヒートポンプ給湯機 |
電化給湯 |
深夜に加温して温水にして、貯湯タンクに溜めます |
電化給湯 |
電化給湯(電気温水器・エコキュート)のお湯は飲めません |
エコキュートの使用耐年数は10〜15年程といわれています |
騒音 |
できるだけ隣の家から離した場所に設置すること
エコキュートの音は、エアコンの外機の運転音より大きい |
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太陽熱温水器 |
太陽熱 |
温水器
(節約機器) |
屋根に集熱器設置する
水道直結式は飲料として飲める |
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灯油(暖房) |
燃焼火力 |
暖房機器 |
室内用暖房機器
一部室外機器で乾燥用 |
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給湯器・風呂釜 |
給湯器とは |
湯を作り配管で水栓(台所・洗面所・シャワー・浴室の水栓)にお湯を供給するもの
屋内設置型・屋外設置型/小型給湯器・大型給湯器 |
風呂釜とは |
風呂に水を入れお湯を沸かす釜
浴室内設置型・壁貫通設置型・浴室隣接の外への屋内(土間等)設置型・屋外設置型 |
カランとは |
水栓・蛇口のこと/語源はオランダ語で(Kraan 鶴) |
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給湯機器の種類 |
風呂釜+給湯器 |
湯をつくる給湯器+お風呂を沸かす風呂釜の機能が一体のもの
台所・洗面所・シャワー・浴室の水栓でお湯を使いながら、浴槽に湯を溜めることができ、追い焚きも可能なものもある |
設定した温度の湯が自動で浴槽にためる |
風呂釜 |
浴槽に湯をためることはできませんが、浴槽にためた水を沸かす湯が冷めたら追い焚きができます |
給湯専用器 |
台所・洗面所・シャワー等に給湯でき、浴室の水栓をひねって浴槽にお湯をためることができるもの
追い焚き機能はありません |
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給湯器の機能 |
普通型と高温型 |
普通型と素早く熱湯が得られる、高温型がある |
給湯器能力(4〜5号) |
小型給湯器 (台所・洗面所用等) |
給湯器能力(6号以上) |
大型給湯器 (2か所以上に配管して給湯する) |
貯湯式 |
一定の温度の湯を貯湯タンクにためて、必要時に素早く使える大型給湯器で、大量の湯を必要とする飲食店・美容院などで使う |
給湯器の設置場所 |
設置フリー型 |
屋外据置型・屋外壁掛型・パイプシャフト(PS)内設置型 |
浴室隣接型 |
浴槽がある壁面の外側に、設置する場所がある場合のみ可能 |
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給湯方式 |
給湯専用か給湯+風呂釜(追い炊き)タイプ |
給湯専用
タイプ |
キッチン、洗面所、風呂などへ給湯できる。シャワー、浴槽にも給湯できるが、追焚きは不可 |
給湯+追い炊き
タイプ |
給湯専用タイプの機能に加え、浴槽から水を循環させて追い炊きができる機能がある |
風呂釜
タイプ |
浴槽への給湯や追焚きのみで、他の箇所への給湯は不可。必要な場所ごとに1台ずつ給湯器を設置する時に選ばれている |
スタンダード
タイプ |
最近は少くなっています |
追焚付き
タイプ |
1穴と2穴 |
追焚きは浴槽に循環用の穴が必要となり、浴室隣接設置なら2穴、設置フリーなら1穴が必要
追焚きを使用しない給湯専用なら循環穴は必要ありません |
設置フリー型 |
1穴 (追焚き付) |
現在は設置フリー型が主流
1穴の追焚き付が多い
循環の勢いが強い |
2穴に比べて湯垢の心配も少ない |
設置位置 |
屋内壁掛型
屋外置型
屋外壁掛型 |
屋外据置型 |
敷地に充分な広さがあり、給湯器を置くスペースが確保できる時は屋外据置型 |
PS設置型 |
PS設置型は主にマンション・アパート(集合住宅)で採用され、パイース内に設置する |
屋内設置型 |
屋外に設置場所が困難な場合で、屋内設置にすることになります
北海道・東北などの寒冷地に凍結故障防止のため設置します |
浴室内・湿度の高い場所への設置は禁止 |
バランス釜 |
古いタイプ風呂釜で自然吸気、自然排気がバランス良く効率的にできるのでその名称がついていた。建築環境の変化により自然吸気、自然排気が難しくなり、FF式に変更するようになりました |
機器の構造 |
吸気と排気が同じ位置にありますのでバランスがよい |
風圧のバランス |
排気と吸気にの風圧が同じになるので安定する |
吸気・排気 |
外部より吸気し、外部排気するので屋内に排気ガスがでませんので、その点では安全です |
凍結対策 |
本体は外気と同じ温度になるため凍結する可能性があります
季節により凍結が予想される時期は、水抜き作業が必要になります |
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お風呂にお湯をためる作業が自動です
この自動お湯張り機能はタイマーでも作動させることができる |
設定温度 |
設定温度(何度でお風呂に入るか) |
設定量 |
設定量(どれぐらいの量のお湯を入れるか) |
リモコンに記憶 |
リモコンに記憶させておけば、ボタンを押すだけで、同じ温度、同じ量でお風呂が沸く |
自動湯はり |
設定水位または 設定湯量までお湯を張り追い焚きをして、沸き上がると一定時間保温してくれます。 |
保温機能 |
湯は時間を設定しておけば、保温機能により、一定時間ごとに湯温をチェックして、保温指定時間の間同じ温度を維持します |
追い焚き付 |
自動機能が付くタイプは基本的に自動お湯張り付で追い焚き付の給湯器です
一定時間ごとに湯温をチェックして冷めたら自動で追いだきして湯温を
維持します |
スタンダード
タイプ |
自動なしの追いだきのみのタイプもあります
現在は、スタンダードタイプはカタログでは見当たりません |
最近の
給湯専用器 |
最近では給湯専用器にも自動機能をリモコンの操作でできるものもあります
給湯専用器から蛇口へお湯出しますが、お湯が定量になると、自動で給湯器の出湯を止め蛇口の出湯が止まります(オートストップ) |
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(3)フルオート(全自動)と オート(自動)の違い |
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オートタイプ(セミオート)・フルオートタイプのどちらも、
「自動湯張り」「追焚き」「保温」の機能があります |
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フルオート(全自動) |
オート(セミオート)(自動) |
概要 |
スイッチ押す
湯はりから保温・たし湯まで
全自動 |
スイッチ押す
湯はりから保温まで |
ご希望の時間帯にお好みの湯温で湯はりします。お風呂のお湯が減っても自動復帰して湯温も維持します入浴時間の異なるご場合は便利です |
湯が減ったら、希望の湯量をスイッチ押して湯をたします
湯はり時間もご希望の時間帯に設定することも可能です |
ご希望の
時間帯
お湯はり |
ご希望の時間帯にお好みの湯温で湯はりします |
お湯はり時間はご希望の時間帯に設定することも可能です |
入浴しようと
する時に
浴槽内に水が残っている
場合 |
循環ポンプを稼働して残湯があるかどうかを判定する |
循環ポンプを稼働して残湯があるかどうかを判定する |
自動たし湯 |
手動たし湯
(浴槽の水位の計測機能が無いの自動足し湯をすることができない) |
追い焚き配管への圧力測定することにより、浴槽内での残湯の高さを計測する(水位センサー方式)
このため、不足分を容易に計算することができ、浴槽内に残り湯があった場合でも、ほぼ正確に湯張り機能を働かせることができるだけではなく、水位が下がっても自動で足し湯を行うことで設定水位に戻すことができる |
まず、残り湯の追い焚きに入る。
残り湯が、設定した温度になるための熱量が必要かを演算して、残湯の量を計算する(熱量演算方式)
この測定は、正確でなく残り湯がある時の、湯はりの水位にムラが出る |
浴槽の穴位置以下しかお湯がない場合、お湯張りをするとお湯があふれる場合があります
穴位置よりお湯が上にあれば、あふれませんが 水位はずれます |
入浴しようと
する時に
浴槽内に水が
無い場合 |
循環ポンプを稼働して残湯があるかどうかを判定する。
通常の作動をする |
循環ポンプを稼働して残湯があるかどうかを判定する。
通常の作動をする |
お湯はり
開始 |
スイッチ押す |
スイッチ押す |
水位でお湯を張ります |
湯量でお湯を張ります |
お湯はり
終了 |
自動で止まる |
自動で止まる
(最初の湯張りのみ) |
保温 |
自動保温 |
自動保温 |
追い焚き |
設定湯温度が下がれば自動で作動 |
設定湯温度が下がれば自動で作動 |
お湯が減った
時のたし湯 |
設定水位まで
自動で戻す。湯温も保ちます |
お好みの湯量を設定して
そのつどスイッチを押す(手動) |
たし湯が必要ない場合も、たし湯してしまう
(後、誰も入浴しないのにスイッチを止めないと、たし湯してしまう) |
自動足し湯機能がない
(浴槽の水位の計測機能が無いので、自動足し湯をすることができない) |
配管
の洗浄 |
浴槽の水を排水する時に、水位センサーが感知して、追い焚き配管にお湯を流して自動で洗浄します |
そのままにすると、汚れが混じったお湯が残る。 |
排水した時に
足し湯ボタンを押せば、洗浄する事になります |
自動ボタンで湯はり開始時に
栓をせずに始めにお湯を流せば、洗浄する事になります |
給湯器の
他との同時
使用による
影響 |
水位センサーを使用しているため、他でお湯を使用しても、浴槽の水位は、設定湯量でお湯はりをします |
自動湯はりと他との同時出湯の
場合は、他への出湯量だけ減り、湯はりの希望設定湯量は少なくなります |
入浴時間が
異なる場合 |
家族が多い場合、入浴時間が異なるので、自動でたし湯をしてくれるタイプなので大家庭向きです |
自動湯はり・自動保温で数センチ水位が上がります
最近は 追い炊き温度上昇計算で オートでも設定に近い水位で停止するようになってきています |
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(4)風呂釜・循環釜直結方式/追い焚き方式(一つ穴・二つ穴) |
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浴槽に釜を直接接続し、湯が冷えた場合には点火すれば、水を増やすことなく湯を熱くすることが可能で、追い炊きが簡単にできる方式。 |
一つ穴
になっている
(強制循環方式)
アダプターは
一つしかないが
配管は2本ある |
設置場所 |
設置フリータイプ |
循環ポンプ |
内蔵 |
構造 |
内蔵の循環用のポンプで、強制的に浴槽内の温度の低いお湯を給湯器へ戻し、温めてから浴槽内へ戻します。循環の勢いが強い |
配管内の汚れ |
配管内に汚れがつきにくい |
湯アカ |
出にくい |
熱効率 |
循環用のポンプにより、循環が早くなり熱効率が高くなる。 |
給湯口
(1口) |
湯張りのみ(行きのみ) |
二つ穴
になっている
(自然循環方式) |
設置場所 |
浴槽隣接設置タイプ |
循環ポンプ |
無 |
構造 |
風呂釜で、温められたお湯は上に、冷たい水は下に、いきます。自然対流を利用します。 |
構造
(上の穴) |
風呂釜内で温められたお湯は、上の穴から浴槽に出ます。 |
構造
(下の穴) |
浴槽の冷たい水は、下の穴をから風呂釜内へ入る。 |
配管内の汚れ |
配管内に汚れがつきやすい |
湯アカ |
出やすい |
熱効率 |
自然対流によるので、湯の循環力が弱いので、熱効率が強制循環方式ひくくなる。 |
価格 |
一つ穴より風呂釜が安価 |
給湯口
(2口) |
追い焚きができ循環するので行き、戻りの2口 |
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(5)風呂+給湯 (湯張り・追い焚き型)(一つ穴) |
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フルオート(全自動) |
オート(セミオート)(自動) |
設置場所 |
フリー |
フリー |
給湯口
(アダプター) |
一つ穴(丸型)
循環の勢いが強い
アダプターは一つしかないが
配管は2本ある |
一つ穴(丸型)
循環の勢いが強い
アダプターは一つしかないが
配管は2本ある |
お湯はり
開始 |
リモコンスイッチ押す
設定温度・設定水位まで自動
希望の時間帯の設定 |
リモコンスイッチ押す
設定温度・設定水位まで自動
希望の時間帯の設定 |
設定水位・
湯量 |
自動でストップ |
自動でストップ |
保温 |
自動保温(温度自動チェック) |
自動機能をONにすれば
リモコンスイッチを押す(手動) |
追い焚き |
お湯が冷めれば自動
入浴検知システム |
自動機能をONにすれば
お湯が冷めれば自動 |
たし湯 |
お湯が減ったら自動たし湯 |
スイッチを押す(手動) |
たし湯が必要ない場合も
たし湯してしまう |
たし湯をしたい時だけできる |
追い炊き
管の洗浄 |
お湯を抜くと、追い炊き配管
をお湯で自動洗浄 |
追い炊き配管の汚れができる |
経費 |
燃料代・水道代が多くなる |
燃料代・水道代がフルオート
より少なくて済む |
他 |
設定温度をチェックして、温度が下がると自動で追い炊きをする
設定の水位から下がると自動でたし湯をします |
一定の時間毎に温度を測定し、追い炊きを行うので、測定の間では、温度が上がらない場合がある |
スタンダードタイプは、現在はカタログに載っていない |
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オートストップ |
給湯専用器で浴槽へのお湯張り時に、給湯栓からお湯を出して設定した湯量で自動で停止する機能です。 |
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(6)湯はりが給湯栓(カラン)からの落としこみタイプ(給湯専用) |
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オートストップ付 |
オートストップなし |
高温水供給方式
オート(セミオート) |
設置場所 |
フリー |
フリー |
フリー |
給湯口
アダプター |
落としこみタイプ
なので浴槽の給湯口
の穴はありません |
落としこみタイプなので
浴槽の給湯口の穴は
ありません |
一つ穴(変形型) |
給湯器から浴槽への給湯(さし湯)管が一本設置
約60〜90℃の高温差し湯ができる
(湯量は増加する) |
給湯 |
給湯栓(カラン)からの
お湯出しのみ |
給湯栓(カラン)からの
お湯出しのみ |
給湯栓(カラン)からの
お湯出し |
浴槽の給湯口(さし湯)
からの高温差し湯
(湯量は増加する。) |
お湯はり
開始 |
給湯栓を開いて
お湯はり開始 |
給湯栓を開いて
お湯はり開始 |
給湯栓を開いて
お湯はり開始 |
自動お湯はり開始 |
自動お湯はり開始 |
リモコンで
湯量・温度
で設定 |
温度設定タイプ |
リモコンで
湯量・温度
で設定 |
リモコンで
温度で設定 |
水位(湯量)・温度で設定
タイプ |
リモコンで
水位(湯量)・温度で設定 |
開始のスイッチ押す |
開始のスイッチ押す |
開始のスイッチ押す |
お湯はり
終了 |
お知らせブザーが
鳴リます |
お知らせブザーが
鳴リます
お知らせブザーが聞き取れないと、溢れさせることがあります。 |
自動でストップ |
自動でストップ |
お湯は出続けますので、給湯栓を閉める。 |
給湯栓を止める |
給湯栓を止める |
設定の水位(湯量)・温度を保ち停止 |
設定の水位(湯量)・温度を保ち停止 |
設定の水位(湯量)・温度を保ち停止 |
━━━━━ |
お湯はりの終了後、一定の間に給湯栓を閉めればお湯はり設定解除するタイプもあります |
━━━━━ |
給湯栓を閉める終了 |
給湯栓を閉める終了 |
給湯栓を閉める終了 |
お湯はり中
注意 |
お湯はり中に
台所・洗面所等で
お湯を使うと、お湯はり量が使用した分だけ
減ります |
お湯はり中に
台所・洗面所等で
お湯を使うと、お湯はり量が使用した分だけ
減ります |
━━━━━ |
オートストップでは、お湯はり終了後、お湯はり設定を解除するまでは、お湯を使用になれません |
━━━━━ |
━━━━━ |
保温 |
保温はできません。 |
保温はできません。 |
自動保温高温さし湯
お湯が冷めれば自動で
高温さし湯します
(湯量も増えます) |
お湯はり時から温度が
下がっていきます。
■冷めたら浴槽のお湯を抜きかえる。
■設定温度を高くして給湯栓から継たす |
お湯はり時から温度が
下がっていきます。
■冷めたら浴槽のお湯を抜きかえる。
■設定温度を高くして給湯栓から継たす |
追い焚き |
なし |
なし |
なし |
たし湯 |
スイッチを押す(手動)
給湯栓を開け出す |
スイッチを押す(手動)
給湯栓を開け出す |
お湯が冷めれば自動で
高温さし湯
(湯量も増えます) |
追い炊き
管の洗浄 |
━━━━━ |
━━━━━ |
さし湯配管の
汚れができる |
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置型と壁掛けの違い |
設置場所の制約 |
賃貸で壁に穴が開けられない
共用ダクトが使えない
共用廊下に給湯器が飛び出す
共用廊下に排気が出て通行者に影響する
音が大きく近隣への影響 |
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給湯器の内部構造による分類 |
缶 |
水 |
燃焼するバーナー部(熱源部) |
水路 給湯経路(配管)と追い焚き経路(配管) |
(ボイラー)
燃焼ガス(ガス体)と水(液体)との熱交換器 |
温水の系統 |
燃焼するバーナー部(熱源部)
熱交換器 |
給湯経路(配管)追い焚き経路(配管) |
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一缶二水 |
構造 |
熱交換器(熱源部バーナー)(1個)・温水路(2系統) |
温水路
(2系統) |
給湯経路・追い焚き経路(または暖房経路)に分かれる |
湯の混合 |
給湯の湯と追い焚きの湯が混ざりません |
現状 |
灯油・エコキュートはこのタイプが多い |
利点 |
機器がコンパクトに軽くい
部品点数が少なくコストダウンになる |
欠点 |
熱源部の共有で、片方の水路がトラブルになると両方とも使用不可になる |
二缶二水 |
構造 |
熱交換器(熱源部バーナー)(2個)・温水路(2系統)
湯沸し部・追い焚き部が別々にある |
温水路
(2系統) |
給湯経路と追い焚き経路(または暖房)に分かれる
給湯と暖房も同時に使用が可能 |
湯の混合 |
給湯の湯と追い焚きの湯が混ざりません |
現状 |
ガスはこのタイプが多い |
利点は |
機器がコンパクトに軽くい
トラブル時において、熱交換器が同時になることは稀なので、片方の作動はできる場合が多い |
欠点 |
機器が大きく重い
部品点数が多くコストアップになる |
二缶三水 |
構造 |
熱交換器(熱源部バーナー)(2個)・温水路(3系統)
湯沸し部と・追い焚き部・暖房が別々にある
全自動風呂機能内蔵 |
温水路
(3系統) |
給湯経路と追い焚き経路・暖房経路に分かれる
給湯と暖房も同時に使用が可能 |
湯の混合 |
給湯の湯と追い焚きの湯が混ざりません |
現状 |
現在はこの方式が標準になっています |
利点は |
機器がコンパクトに軽くい
トラブル時において、熱交換器が同時になることは稀なので、片方の作動はできる場合が多い |
欠点 |
機器が大きく重い
部品点数が多くコストアップになる |
一缶三水 |
構造 |
熱交換器(熱源部バーナー)(1個)・温水路(3系統)
湯沸し部と・追い焚き部・暖房が別々にある |
温水路
(3系統) |
給湯経路・追い焚き経路・暖房経路に分かれる |
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給気・排気式の種類 (給排気方式で分類した場合) |
給気・排気方式は、燃焼させる空気の取入れ場所、排出ガスの場所により、
開放式・密閉式・半密閉式・屋外式があります |
風呂釜・大型湯沸器は、燃焼排ガスの屋内への排気は禁止されている。
窓等から燃焼排ガスが入らないように設置 |
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給湯器の給気・排気方式の種類 (給排気形式による分類) |
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自然燃焼方式
(自然通気力による) |
強制燃焼方式
(強制的(内蔵ファンによる) |
方式 |
燃焼のための給気・排気を、空気の温度差で、自然の通気力により空気を循環させる方式 |
燃焼のための給気・排気を内蔵ファンにより強制的に行う方式
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電力 |
使用しない(電池使用) |
使用する |
機器
サイズ |
能力向上のため、本体サイズは大きくなる |
自然燃焼方式より、同じ能力で比較すると、サイズは小型になる |
空燃比
の調整 |
風等による影響により、能力の安定度が維持しにくい |
風等による影響が受けにくく、能力の調整がしやすいので、効率向上につながる |
燃焼能力 |
強制燃焼方式と比較すると、風等による影響を受けやすく、能力の安定度が維持しにくいため、能力を大きくしてある |
自然燃焼方式よりも風等による影響が受けにくく、能力の安定度もあり、効率もよくなる |
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給湯器の名称と各タイプ |
名称 |
給気 |
排気 |
給排気形式 |
給湯器の
設置場所 |
CF
Conventional Flue |
屋内より |
屋外へ |
半密閉式 |
屋内設置 |
自然 |
自然 |
FE
Forced Exhaust |
屋内より |
屋外へ |
半密閉式 |
屋内設置 |
自然 |
強制 |
FF
Forced Draught Balanced Flue |
屋外より |
屋外へ |
密閉式 |
屋内設置 |
強制 |
強制 |
BF
Balanced Flue |
屋外より |
屋外へ |
密閉式 |
屋内設置 |
自然 |
自然 |
RF
Roof Top Flue |
屋外より |
屋外へ |
屋外式 |
屋外設置 |
強制 |
強制 |
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給排気方式による区分 |
開放式 |
小型の給湯器で、屋内の空気を給気して、排気ガスを屋内に排出します
燃焼用空気を屋内から採り、燃焼排気も屋内に排出する方式の屋内式の機器耐風性や多様な排気方式の形態を考慮せずに燃焼性能を確保すれば良い |
半密閉式 |
自然排気式(CF)と強制排気式(FE)があり屋内式
給気部と排気部の位置が異なり、有風時にそれぞれにかかる風圧のバランスを保ちにくく、安定した燃焼性能を得るために無風時での燃焼余裕度を大きくしておく必要がある
排気筒内で発生するドレン対策や、不完全燃焼防止装置を装着した機器は、給気量を多く必要とするため、熱効率向上に不利である
従来機器との取り替え用のものが多い |
密閉式 |
自然給排気式(BF)と強制給排気式(FF)があり屋内式
密閉式は半密閉式に比べると、給排気筒の位置が高く採れないため、排気のドラフトが小さく、熱効率向上に不利である |
屋外式 |
屋外に設置して用いる機器で、密閉式や半密閉式に比べて制約が少なく、熱効率が高めになっている(RF) |
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都市ガス |
供給方式 |
━━━━━
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ガス会社よりガス管で供給(インフラ整備されている地域) |
都市ガス
規格 |
━━━━━ |
地域により規格が異なります
最近は13A,12A共用がほとんどです
発熱量の差の確認 |
ガス機器
|
給湯器 |
小型瞬間湯沸かし器(台所・洗面所等)
元止め式(本体でオン・オフ)
先止め式(カラン(蛇口)で温水を切替え) |
給湯器
風呂釜 |
都市ガス用給湯器(給湯能力別各種有り)
追い炊き機能付の有無(風呂用) |
節約タイプ |
エコジョーズ (潜熱回収型給湯器)
|
飲用 |
温水 |
メーカーでは不純物等が含まれて場合があるので飲用は不可としています |
水道水 |
水道水を直結している場合は、問題はありません
ただし機器や配管に長時間たまった水や、朝一番のお湯は飲んだり調理に使用したりしない |
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プロパンガス(LPガス=液化石油ガス) |
供給方式 |
━━━━━ |
プロパンガス販売業者よりボンベにて供給方式
(インフラ整備されていない地域・地方都市) |
プロパンガス
規格 |
━━━━━ |
全国共通 |
プロパンガス
機器 |
給湯器 |
小型瞬間湯沸かし器(台所・洗面所等)
元止め式(本体でオン・オフ)
先止め式(カラン(蛇口)で温水を切替え) |
給湯器
風呂釜 |
都市ガス用給湯器(給湯能力別各種有り)
追い炊き機能付の有無(風呂用) |
節約タイプ |
エコジョーズ (潜熱回収型給湯器) |
飲用 |
温水 |
メーカーでは不純物等が含まれて場合があるので飲用は不可としています |
水道水 |
水道水を直結している場合は、問題はありません。
ただし機器や配管に長時間たまった水や、朝一番のお湯は飲んだり調理に使用したりしないでください |
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都市ガス用とプロパンガス用
の機器の互換性 |
都市ガス用とプロパンガス用の機器の変更は部品・調整等で可能な場合もありますが、それなりの費用がかかりますので、新たに購入したほうがよい場合もあります
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石油・プロパンガスの給湯器は高地 (気圧) 使用に注意 |
高地での沸点
調整 |
プロパンガス・石油の給湯器は、燃焼式で、燃料と空気の調整が高地では沸点が下がるため調整が必要となります |
温度設定 |
調整可能式 |
調整可能タイプは仕様書を参照して調整して下さい |
温度固定式 |
熱めのお湯が出るようになっています。
だいたい50度〜60度のお湯が出る設定になっている
給湯器の操作を誤ったことによる事故もが多い |
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(3)給湯器 (給排気形式による分類) 簡易一覧 |
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開放式 |
開放式
(屋内) |
暖房器具 |
(自然換気)(戸建・集合住宅) |
小型・ストーブ |
給湯器 |
屋内壁掛け式 (換気扇換気) |
小型給沸器 (4・5号)等(元止式・先止式) |
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給気・排気管あり |
排気管式
(屋内)
|
CF(風呂釜)
古いタイプ |
(置型式)(戸建) |
(風呂釜)(浴室内設置) |
風呂釜(浴室隣接設置・土間等へ) |
FE |
(屋内壁掛け式)上方排気(戸建) |
給湯器・給湯器+風呂釜・風呂釜(浴室隣接設置・土間等へ) |
FF |
(屋内壁掛け式)(戸建・集合住宅) |
給湯器・給湯器+風呂釜・風呂釜(浴室隣接設置・土間等へ) |
FF-W |
(屋内壁掛け式)(戸建・集合住宅) |
給湯器本体より排気管を延長して外に出す |
FF-EW |
(屋内壁掛け式)(戸建・集合住宅)
|
給湯器本体より排気管を延長して外に出す |
バランス釜
(BF-DP) |
(風呂釜)(戸建・集合住宅) |
風呂釜上部から2本の配管を上部に延長して、壁外に出す |
|
給気・排気管なし(本体の後部が給気・排気部になっている) |
バランス釜 |
BF-W |
(風呂釜)(戸建・集合住宅) |
浴室壁を角形に抜き給排気口を出す |
壁面貫通型 |
壁面貫通型 |
BFの改修型(戸建・集合住宅) |
風呂釜本体が壁を角形に抜き給排気口を出す
本体は壁の外 |
|
チャンバ室に給気・排気管を設置 |
チャンバ式 |
BF-C |
(風呂釜)(集合住宅)
|
排気管上部へ延長し、排気ガスの歩行者への飛散回避 |
壁面貫通型-C |
(風呂釜)(集合住宅) |
排気管上部へ延長し、排気ガスの歩行者への飛散回避 |
FF-C |
(風呂釜)(集合住宅) |
排気管上部へ延長し、排気ガスの歩行者への飛散回避 |
RF-C |
(風呂釜)(集合住宅) |
風呂釜 排気管上部へ延長し、排気ガスの歩行者への飛散回避 |
|
給気・排気管なし (屋外に設置のため給気・排気管必要ない) |
屋外設置式 |
RF |
屋外型(戸建・集合住宅) |
屋外壁掛け型・屋外置型 (戸建・集合住宅) |
給湯器・風呂釜 |
|
給湯器の設置場所での区分 (主に集合住宅) 給気・排気管なし
(給気・排気管延長型は除く) |
PS設置式
|
FF
扉内・表面露出 |
PS本体扉内設置型
PS本体表面露出設置型 |
FF
給排気延長型 |
PS扉内後方排気管延長型
PS扉内上方排気管延長型 |
給湯器本体より排気管を延長 |
アルコーブ
設置式
|
FF |
壁面の一部の凹部に収納で排気部は横向き |
パイプスペースでない場所 |
壁組込設置式 |
FF |
開放壁面の凹部スペースへの設置 |
|
ダクト方式 |
共用ダクト(共用給排気筒) Uダクト方式 (U字型)・SEダクト方式 (T字型) |
立てダクト式
(共用タイプ) |
BF-D |
風呂釜本体先端の給気・排気口がダクト内に接続
|
ダクト面壁を角形に抜き給排気口 |
FF-D |
給湯器本体先端の給気・排気口がダクト内に接続 |
ダクト面壁を抜き給排気口 |
壁面貫通型-D |
風呂釜本体先端の給気・排気口がダクト内に接続 |
ダクト面壁を角形に抜き給排気口 |
各戸別ごと(集合住宅・戸建) |
水平ダクト式
(個別タイプ) |
RF |
各戸別毎に給気・排気管式(戸建・集合住宅) |
壁掛け型にすると 浴室と壁一枚で壁に直接設置しますから
壁の構造材質 設置位置により 機器の音 振動などが大きくなる事もあります
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給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
開放式 |
屋内より |
屋外へ |
小型
ストーブ |
屋内に排気されるので、窓等にて空気の入替え
(自然換気) |
自然 |
自然 |
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(1)小型湯沸器 (4・5号) (開放式 ) |
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給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
開放式 |
屋内より |
屋外へ |
小型湯沸器
(4・5号)等 |
換気扇にて排気必要 |
自然 |
自然 |
■元止式
本体のノズルで湯を出す |
強制
(換気扇) |
■先止式
本体からの配管で離れた場所(水栓等)に水・湯を出す |
近年の機種は、不完全燃焼防止装置付きです。、換気不足で異常燃焼を起こすと、燃焼が停止します。再び使用できるようになっても、注意しながら使用する
何回も、不完全燃焼防止装置が作動するとロックがかかり作動しなくなります
オプションで換気扇連動装置が取り付けられます |
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CF(Conventional Flue ) |
Conventional |
Flue |
普通の |
熱気送管 |
風呂釜 (浴室内設置) |
風呂釜 (浴室隣接設置・土間等へ) |
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給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
半密閉式
CF |
屋内より |
屋外へ |
風呂釜 |
浴室隣接設置タイプ
浴室内設置タイプ |
自然 |
自然 |
強制 |
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概要 |
燃焼用の空気を、浴室隣接場所(土間)・浴室内から取り、燃焼排ガスを昔ながらの排気管で屋外へ排出するタイプ |
用途 |
風呂釜専用 |
浴室内設置型(シャワー付き有り) |
浴室隣接設置型 |
設置場所
(屋内) |
浴室隣接設置 |
置型 (浴室の壁を隔て土間等に設置し、排気筒を屋外へ) |
浴室内設置 |
置型 |
吸気 |
屋内より |
自然通気力による(浴室内より) |
自然通気力による(浴室隣接の土間等より) |
排気 |
屋外へ
|
自然通気力による(排気管により) |
強制的(内蔵ファンによる)(排気管により) |
吸気・排気口 |
浴室隣接
(土間等)タイプ |
排気管を外気に接する土間壁を貫通して、排気口を離れている屋根より上へ設置 |
浴室内タイプ |
排気管を外気に接する壁を貫通して、排気口を離れている屋根より上へ設置 |
本体からの
排気管
接続位置 |
本体の上部に排気管の接続位置 |
排気管の注意 |
排気筒を屋根より上へ設置の確認。
ごみ・枯れ葉・鳥の巣等による排気筒の詰まり注意
積雪による埋もれ注意
積雪・強風等の倒壊の注意 |
熱効率 |
━━━━━ |
密閉式よりはおちる |
負圧 |
━━━━━ |
半密閉式では、給気が屋内になりますので、負圧が起こることがあります。
換気扇の運転で、浴室からの排気ガスが引っ張られ逆流する可能性があります |
安全性 |
浴室内設置型 |
■不完全燃焼
不完全燃焼による一酸化炭素中毒(CO中毒)の危険性があり、 BF式・壁貫通型・FE式・FF式・RF式への風呂釜に変更が望ましい。
新設の場合、浴室内には設置できません |
■排気ガスの逆流
浴室内設置の風呂釜は、風圧が強いと排気ガスが押しかえされ、屋内に逆流する恐れがあり、又排気系統に問題が起こる可能性があるので注意が必要。
最新の製品は、排気ガス逆流検知装置付きですが、逆流を完全防止はできない |
安全性の向上 |
新たに浴室内に設置する風呂釜は
BF式・壁貫通型・FE式・FF式・RF式の風呂釜に変更が望ましい |
本体保護対策 |
強風 |
排気管が長く屋外出ているので強風での逆流などの不具合、排気管の倒壊などに注意が必要です |
風雪・積雪 |
風雪・積雪での倒壊・埋もれるなどの注意が必要です |
凍結
風呂の使用後 |
寒冷地の冬場は外気温下がり本体・配管が凍結する恐れがありますので、風呂の使用後は毎回必ず水抜きの必要があります |
凍結した場合 |
使用時には、水が出ることを必ず確認してから点火
凍結していると大きな事故につながる危険性があります |
製造状況 |
━━━━━ |
CF式は、安全性から、現在はほとんど製造が数少ない |
特定保守製品 |
法定点検 |
指定されているため、機器設置から10年後に法定点検を受ける必要があります |
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FE(Forced Exhaust)
|
Forced |
Exhaust |
強制の |
排気ガス |
給湯専用器 |
風呂釜 (浴室隣接設置・土間等へ) |
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給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
半密閉式
FE |
屋内より |
屋外へ |
給湯
風呂釜 |
壁掛け型
浴室隣接設置(土間等) |
自然 |
強制 |
|
|
|
概要 |
燃焼の空気を自然通気力で屋内から取入れ、排気筒で屋外へ排気ガスを強制的にファンで屋外へ排出する方式
理容・美容院、浴室内等は、FE式給湯器を使用しないこと |
用途 |
給湯
風呂釜 |
台所・洗面所・シャワー・風呂への給湯 |
設置場所
(屋内) |
屋内設置フリー |
壁掛け型 |
浴室隣接設置 |
置型 (浴室の壁を隔て土間等に設置し、排気筒を屋外へ) |
吸気 |
屋内より |
自然通気力による(屋内・浴室隣接の土間等より) |
排気 |
屋外へ |
強制的(内蔵ファンで排気管により) |
吸気・排気口 |
浴室隣接
(土間等)タイプ |
排気管を外気に接する土間壁を貫通して、屋外へ排気口を出し排出する |
屋内タイプ |
排気管を外気に接する壁を貫通して、屋外へ排気口を出し排出する |
排気管の
接続位置 |
本体の上部・後部に排気管を接続する |
排気管の注意 |
積雪による埋もれ注意 |
熱効率 |
━━━━━ |
密閉式よりはおちる |
負圧 |
━━━━━ |
半密閉式では、給気が屋内になりますので、負圧が起こることがある |
安全性 |
安全性の向上 |
屋内にて給気用の大量の酸素を必要にするために、屋内が狭い空間・密閉度が高い場合、給湯器への酸素供給不足が生ずるので注意 |
できるだけFF式の屋外設置への変更が望ましい |
本体保護対策 |
強風 |
強風での逆流などの不具合などに注意が必要です |
風雪・積雪 |
風雪・積雪での埋もれるなどの注意が必要です |
凍結
風呂の使用後 |
寒冷地の冬場は外気温下がり本体・配管が凍結する恐れがありますので、風呂の使用後は毎回必ず水抜きの必要があります |
凍結した場合 |
使用時には、水が出ることを必ず確認してから点火する
凍結していると大きな事故につながる危険性があります |
特定保守製品 |
法定点検 |
指定されているため、機器設置から10年後に法定点検を受ける必要があります |
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FF(Forced Draught Balanced Flue ) |
FF-W |
Forced |
Draught |
Balanced |
Flue |
Wall |
強制 |
通風 |
平均のとれた |
熱気送管 |
壁 |
給湯器 給気・排気管(壁外へ) |
FF-EW |
Forced |
Draught |
Balanced |
Flue |
extension |
Wall |
強制 |
通風 |
平均のとれた |
熱気送管 |
延長 |
壁 |
給湯器 給気・排気管延長(壁外へ) |
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|
給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
密閉式
FF-W
FF-EW |
屋内より |
屋外へ |
給湯
風呂釜 |
壁掛け型
浴室隣接設置(土間等) |
強制 |
強制 |
|
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概要 |
外気に接する壁を通して,内蔵ファンで燃焼用の外気を屋外から取込み、屋外へ排気ガスを出す方式
給湯器+風呂釜・風呂釜・給湯専用器のタイプがある
近年はこのFF式が主流れです |
用途 |
給湯
風呂釜 |
台所・洗面所・シャワー・風呂への給湯 |
設置場所
(屋内) |
屋内設置フリー |
壁掛け型 |
浴室隣接設置 |
置型 (浴室の壁を隔て土間等に設置し、排気筒を屋外へ) |
吸気 |
屋外より |
強制的(内蔵ファンによる) |
排気 |
屋外へ |
強制的(内蔵ファンによる) |
吸気・排気口 |
FF-W |
給湯器本体が、壁を貫通して設置 |
FF-EW |
給排気管延長方式
給湯器本体から長い配管を、壁を貫通して吸気・排気口を離れている場所に設置 |
本体の上部より給排気管の接続する(上方排気管)
本体の後方より給排気管を接続する(後方排気管) |
給気・排気管
本数 |
(1本タイプ)
1本の場合は内部が給気と排気が二重構造。
給排気管を通す為の壁に開けた貫通穴です。給排気管の断面は二重構造で、内側は排気口、外側は給気口となっています |
(2本タイプ)
給気管と排気管が別になっている |
負圧 |
━━━━━ |
密閉式では、給気・排気とも屋外になりますので、負圧は起こらない |
安全性 |
━━━━━ |
密閉式は、屋内の空気を使用しないため、半密閉式よりも安全性が高くなります |
本体保護対策 |
強風 |
強風での逆流などの不具合などに注意が必要です |
風雪・積雪 |
風雪・積雪で吸気管と排気管が埋もれるなどの注意が必要です |
凍結
風呂の使用後 |
寒冷地の冬場は外気温下がり本体・配管が凍結する恐れがありますので、風呂の使用後は毎回必ず水抜きの必要があります |
凍結した場合 |
使用時には、水が出ることを必ず確認してから点火する
凍結していると大きな事故につながる危険性があります |
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(5)BF式・BF-DP式 (密閉式・排気筒式) バランス釜 |
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BF-W |
Balanced |
Flue |
Wall |
平均のとれた |
熱気送管 |
壁 |
バランス釜 (壁を角形に抜き給排気口) |
BF-DP |
Balanced |
Flue |
Double |
Pipe |
平均のとれた |
熱気送管 |
2本 |
管 |
バランス釜 (上部へ給気・排気管) |
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給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
密閉式
BF-W
BF-DP |
屋内より |
屋外へ |
給湯
風呂釜 |
浴室内設置(壁貫通)
浴室内設置(上部へ給気・排気管) |
自然 |
自然 |
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概要 |
吸気量と排気量が同じ量に、バランスよく燃焼できるのでバランス釜と言われる
壁を貫通して本体後部が外部に出して、自然通気により給排気を行なう |
自然循環方式で、湯の上部が熱くなるため湯をまぜて使う |
バランス釜器内が浴室内の湿気で不具合になる場合があり、現在は自動湯張り機能付きはありません。 |
設置問題 |
壁に本体設置用の四角い穴が開けられない場合は設置はできない |
排気位置が通路・隣地などに影響する |
寒冷地において、雪・凍結の恐れあるので不向きです |
用途 |
風呂釜 |
浴室内に設置する風呂釜専用 |
■給湯機能ないタイプ
浴槽に水を張ってから、追い焚きを行う |
■給湯機能のあるタイプ
浴槽にお湯を給湯栓から溜める
シャワー機能がある |
設置場所
(屋内) |
浴室内 |
風呂釜は置型(浴室内) |
設置方法 |
浴室内設置 |
浴槽の脇に設置
設置位置は、外壁に面していること |
吸気 |
屋外より |
自然通気力による |
排気 |
屋外へ |
自然通気力による |
吸気・排気口 |
BF-W |
吸気・排気部は浴室の外壁を、四角に開けた開口部(本体の高さから貫通部分までサイズ)に貫通して設置する
吸気・排気口が外部の通路等に接する場合、排気ガスの飛散で位置等に支障がないか注意が必要
給排気口の寸法・壁厚を考慮する |
BF-DP |
給気・排気の2本の配管を設置
バランス釜本体より吸気・給気・排気管を上部に伸ばし壁に丸穴を貫通して外へ出す
吸気・排気口は外壁の上部になるので通路等の支障がさほどない
BF-DP方式は、CF式などからの改修用に用いられる。
空だき等など過度な温度上昇を感知して、自動消火するタイプもあります |
本体からの
給気・排気管
接続位置 |
■BF-W
吸気・排気管はなく、本体後部が給気・排気部になる |
■BF-DP
本体の上部に吸気・排気管が接続している。 |
給気・排気管
の先端部位置 |
■BF-W
壁外へつき抜けた本体先端部分 |
■BF-DP
給気・排気管を上部に伸ばし壁に、丸穴を貫通して壁外へ出た先端部分 |
負圧 |
━━━━━ |
密閉式では、給気・排気とも屋外になりますので、負圧は起こらない |
安全性 |
━━━━━ |
密閉式は、屋内の空気を使用しないため、半密閉式よりも安全性が高くなります
バランス釜作動中に窓を開けてると、排出ガスの流入で、ガス中毒の恐れがありますので注意が必要です |
他のタイプ
へ変更 |
━━━━━ |
バランス釜のタイプの浴槽サイズを大きくできるタイプへの変更用として壁面貫通型がある |
注意事項 |
着火確認 |
風呂釜の内部で青く燃焼する口火が点火確認が必要 |
配管の汚れ |
配管の汚れができる |
水抜き |
寒冷地の冬場では、定期的に水抜きが必要になる |
備考 |
停電時 |
使用時に電力を必要としないので停電時でも、水・ガスで入浴ができる |
浴槽の高さ |
浴槽の高さが高いので、またぎにくい |
本体保護対策 |
強風 |
強風での逆流などの不具合などに注意が必要です |
風雪・積雪 |
風雪・積雪での埋もれるなどの注意が必要です |
凍結
風呂の使用後 |
吸気管と排気管が直接外部につながっているので凍結しやすいので、寒冷地の冬場は、風呂の使用後は毎回必ず水抜きをしないと凍結で破損(パイプ等)します
氷点下になると必ず凍結して故障します
シャワー等の配管部分・追い焚きポンプの水抜き他が必要になります |
凍結した場合 |
使用時には、水が出ることを必ず確認してから点火する
凍結していると大きな事故につながる危険性があります |
特定保守製品 |
法定点検 |
指定されているため、機器設置から10年後に法定点検を受ける必要があります |
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壁面貫通型 (密閉式) |
壁面貫通型 (壁抜き) |
風呂釜 (浴室壁貫通して本体は壁外へ設置) |
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給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
密閉式
壁面貫通型 |
屋外より |
屋外へ |
風呂釜
壁面貫通設置 |
既存のBF式の改修用として採用されます |
壁貫通型風呂釜は、風呂釜本体全体の大部分が壁外に出ます
給気・排気部は壁外に出ます |
バランス釜からの取り換えの場合で、給排気方式がダクト方式(SE・U)の場合は取替えはできません |
自然 |
強制 |
共用片廊下への設置が出来ない場合があります |
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概要 |
浴室内設置型のバランス釜は、給湯器本体部分がスペースを占めるため浴槽サイズが小さくなっています
浴槽を大きくしたい場合の変更用です |
バランス釜の開口部を利用して、設置する |
バランス釜から壁貫通型への変更時に、配管工事が伴う場合があります |
共用片廊下への設置が出来ない場合があります
本体が大部分壁外に出ますので、通行等の妨げになる
排気が通行人に飛散する |
共用ダクト方式では、壁貫通給湯器の設置ができない場合もあります |
給排気形式による分類はRF・FFにまたがります |
各社の名称 |
━━━━━ |
メーカーによって、ホールインワン・バスイング・カベピタ・パックインなど様々な呼び方があります |
用途 |
給湯
風呂釜 |
台所・洗面所・シャワー・風呂への給湯等 |
設置場所
(屋外) |
壁の外 |
浴室壁を貫通して本体は壁の外へ設置 |
設置方法 |
壁貫通する |
設置位置は、外壁に面していること。
給排気口の寸法・壁厚を考慮する
設置は、外壁に接してること
浴室の外壁を四角に貫通して設置する |
吸気 |
屋外より |
自然通気力による |
排気 |
屋外へ |
強制的(内蔵ファンによる) |
吸気・排気口 |
給排気管口位置 |
本体と給気・排気管が一体で、吸気・排気管はない |
給気・排気管
の先端部 |
■通常設置
通常の外壁を貫通して、先端部を設置
吸気・排気口が外部の通路等に接する場合、位置等に支障がないか注意が必要 |
■ダクトへ接続
給気・排気部はダクトに接する壁を貫通させ設置
給排気管をダクトに接する壁を貫通させ、給排気をするもの |
負圧 |
━━━━━ |
密閉式では、給気・排気とも屋外になりますので、負圧は起こらない |
安全性 |
━━━━━ |
密閉式は、屋内の空気を使用しないため、半密閉式よりも安全性が高くなります
浴室の壁を隔てて風呂釜を設置するタイプ |
他のタイプ
からの変更用 |
改修用 |
CF式(半密閉式)の取替え用
既存BF-C式密閉式の改修用
既存BF-W式密閉式の改修用 |
本体保護対策 |
強風 |
強風での逆流などの不具合などに注意が必要です |
風雪・積雪 |
風雪・積雪での埋もれるなどの注意が必要です |
凍結
風呂の使用後 |
吸気管と排気管が直接外部につながっているので凍結しやすいので、寒冷地の冬場は、風呂の使用後は毎回必ず水抜きをしないと凍結で破損(パイプ等)します
氷点下になると必ず凍結して故障します
シャワー等の配管部分・追い焚きポンプの水抜き他が必要になります |
凍結した場合 |
使用時には、水が出ることを必ず確認してから点火する
凍結していると大きな事故につながる危険性があります |
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(7)チャンバ式(給気・排気管をチャンバ室に設置) |
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chamberは英語で室のことです |
設置位置が低い給湯器・風呂釜の場合、排気ガスの排出位置が通行人に飛散するのを回避したり、チャンバ内においての排気ガスの安定などの目的 |
チャンバ内の給湯器本体から、上部へ排気管を伸ばして、排気ガスを排出する
屋内の給湯器本体から、排気管をチャンバ内へ伸ばして、排気ガスを排出する |
BF-C |
Balanced |
Flue |
Wall |
chamber |
平均のとれた |
熱気送管 |
壁 |
壁 |
風呂釜 (バランス釜の吸気・排気をチャンバ室へ) |
給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
チャンバ室へ
密閉式 |
屋外より |
屋外へ |
風呂釜
浴室内設置 |
給湯器の上部より排気管を上部へ伸ばしチャンバ室へ設置 |
自然 |
自然 |
壁面貫通型-C |
壁面貫通型 |
chamber |
壁面貫通型 |
壁 |
風呂釜 (浴室壁貫通型の吸気・排気をチャンバ室へ) |
給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
チャンバ室へ
密閉式 |
屋外より |
屋外へ |
風呂釜
壁面貫通設置 |
壁外へ突き出した本体上部より排気管を上部へ伸ばし設置する |
自然 |
強制 |
壁貫通型風呂釜は、風呂釜本体が屋外に出るために、チャンバー室の奥行き不足で設置できない場合がありますので確認が必要 |
RF-C |
RoofTop |
Flue |
chamber |
平均のとれた |
熱気送管 |
壁 |
風呂釜の吸気・排気をチャンバ室へ |
給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
チャンバ室へ
密閉式 |
屋外より |
屋外へ |
風呂釜
チャンバ室内
設置
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給湯器の上部より排気管を上部へ伸ばしチャンバ室へ設置 |
強制 |
強制 |
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図解はこちらから


図解はこちらから
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RF式 (屋外設置式) |
RoofTop |
Flue |
家の一番上 |
熱気送管 |
屋外設置 |
給湯器・風呂釜 |
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給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
屋外式
RF |
屋外より |
屋外へ |
給湯
風呂釜
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建物外壁掛け型
建物外壁面側面置型 |
強制 |
強制 |
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概要 |
燃焼の空気を強制ファンで屋外から取入れ、屋外へ排気ガスを強制ファンで排出する方式。
屋外設置のため、安全性が高く近年はこのタイプがほとんどです。
屋内には設置できません。 |
用途
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給湯
風呂釜 |
台所・洗面所・シャワー・風呂への給湯 |
設置場所
(屋外) |
設置フリー |
屋外 (戸建) |
浴室隣接設置 |
浴室の壁を隔てて風呂釜を設置 (戸建) |
設置方法 |
屋外 |
壁掛け設置
置型設置 |
吸気 |
屋外より |
強制的(内蔵ファンによる) |
排気 |
屋外へ |
強制的(内蔵ファンによる) |
吸気・排気口 |
本体からの
給気・排気管
接続位置 |
給湯器本体自体に給気・排気口があるので配管はない |
負圧 |
━━━━━ |
屋外設置なので無い |
安全性 |
給湯器不良時
の危険度 |
屋外設置なので給気・排気が不良でも、不完全燃焼・排気ガス不良等の問題が起こっても危険度が低い |
給湯器の附近
の注意 |
屋外でも囲い板・屋根等で仕切られていると、換気が十分でなくなるので注意が必要 |
本体保護対策 |
強風 |
強風での逆流などの不具合などに注意が必要です。 |
風雪・積雪 |
風雪・積雪での埋もれるなどの注意が必要です。 |
凍結
風呂の使用後 |
寒冷地の冬場は、風呂の使用後は毎回必ず水抜きをしないと凍結で破損(パイプ等)します。
氷点下になると必ず凍結して故障します。
シャワー等の配管部分・追い焚きポンプの水抜き他が必要になります。 |
凍結した場合 |
使用時には、水が出ることを必ず確認してから点火する
凍結していると大きな事故につながる危険性があります |
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(9)パイプスペース・アルコーブ設置式 (集合住宅) |
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PS (パイプスペース) 屋外設置式 アルコーブ 屋外設置式 |
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PS部へ設置 (FF式) |
アルコーブ部へ設置 (FF式) |
Pipe |
Space |
alcove |
パイプ |
スペース |
アルコーブ |
屋外設置 パイプスペース(PS)
(給湯器・風呂釜兼用) |
屋外設置 アルコーブ
(給湯器・風呂釜兼用) |
PS (パイプスペース) 設置式
(密閉式) (屋外設置式) |
アルコーブ 設置式
(密閉式) (屋外設置式) |
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給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
PS
設置式 |
(屋外より)
扉内設置型
━━━━
(屋外より)
露出設置型
|
屋外へ
PSの外へ |
給湯
風呂釜 |
排気ガスが通行人に飛散しないための設置を考慮 |
強制 |
強制 |
アルコーブ
設置式 |
(屋外より)
扉内設置型
━━━━
(屋外より)
露出設置型 |
屋外へ
PSの外へ |
給湯
風呂釜 |
排気ガスが通行人に飛散しないための設置を考慮 |
強制 |
強制 |
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概要 |
主に集合住宅における給湯器の設置方式 |
パイプスペース
(PS)PipeSpace |
パイプスペースに給湯器を設置する。
集合住宅における、各住戸ごとに縦に通る給水管・排水管・ガス管が通るスペースで、集合住宅全体における共用部分になります。
パイプスペースの位置の変更・撤去することはできない。 |
アルコーブ
(あるこーぶ)
alcove |
共有廊下の凹部分・壁のくぼみのこと
集合住宅にける共用廊下から引き込んだ各住戸の玄関前の空きスペースのことで、ドアの開閉時に部屋の中が見えてしまうのを防いだり、共用廊下を歩いている人に開けたドアがぶつかるのを防ぐなどの目的があります |
パイプスペース
の遮音性 |
パイプスペース部は、上下階、両隣の居住者の台所の排水・シャワー・トイレの使用音が、不快になる場合があるので、集合住宅を購入・借りる時には、パイプスペースの遮音性を確認すべきです。 |
用途 |
給湯
風呂釜 |
台所・洗面所・シャワー・風呂への給湯等 |
設置場所
PS内
壁面直線型 |
扉内設置 |
給湯器が扉内に収納 パイプシャフト(PS) |
表面露出型設置 |
給湯器の表面が露出 パイプシャフト(PS) |
設置場所
アルコーブ
設置型 |
扉内設置 |
給湯器が扉内に収納
アルコーブ(壁面の一部の凹部に収納で排気部には排気ガスの飛散よけ排気カバーを横向き設置) |
表面露出型設置 |
給湯器の表面が露出
アルコーブ(壁面の一部の凹部に収納で排気部には排気ガスの飛散よけ排気カバーを横向き設置) |
吸気 |
屋外より
PS
アルコーブ |
強制的(内蔵ファンによる) |
排気 |
屋外へ
PS
アルコーブ |
強制的(内蔵ファンによる) |
吸気・排気口 |
本体からの
給気・排気管
接続位置 |
本体と給気・排気管が一体で、吸気・排気管はない。
本体から排気ができない場合は、排気管を延長して屋外へ排出する。
排気管の延長方式では、本体の上部・後方から配管に接続する。 |
給気・排気管
の先端部 |
本体と給気・排気管が一体で、吸気・排気管はない。
排気管の延長方式は、延長先の先端部は屋外。 |
負圧 |
━━━━━ |
密閉式では、給気・排気とも屋外になりますので、負圧は起こらない。 |
安全性 |
━━━━━ |
給気・排気とも屋外になりますので安全です。 |
本体保護対策 |
強風 |
強風での逆流などの不具合などに注意が必要です。 |
風雪・積雪 |
風雪・積雪での埋もれるなどの注意が必要です。 |
凍結
風呂の使用後 |
集合住宅では、建物内の格納場所に設置されるので、屋外型のように外部に直接接することは無いので、凍結の恐れは少なくなります |
寒冷地の冬場は、風呂の使用後は毎回必ず水抜きをしないと凍結で破損(パイプ等)します
氷点下になると必ず凍結して故障します。
シャワー等の配管部分・追い焚きポンプの水抜き他が必要になります |
凍結した場合 |
使用時には、水が出ることを必ず確認してから点火する
凍結していると大きな事故につながる危険性があります |
中層住宅は一般に3階以上、5階以下、高層は6階以上 |
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(10)FF式 壁組込式 (壁凹部設置) (集合住宅) |
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FF(Forced Draught Balanced Flue )
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Forced |
Flue |
強制 |
熱気送管 |
壁面の一部の凹部へ設置 |
給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
壁組込式 |
屋外より |
屋外へ |
給湯器
風呂釜 |
|
強制 |
強制 |
|
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概要 |
主に集合住宅における給湯器の設置方式
壁面の一部の凹部に収納設置する |
用途 |
給湯
風呂釜 |
台所・洗面所・シャワー・風呂への給湯 |
設置場所
(屋外) |
設置フリー |
壁面の一部の凹部へ設置 |
設置方法 |
屋外 |
壁面の一部の凹部に収納設置する |
吸気 |
屋外より |
強制的(内蔵ファンによる) |
排気 |
屋外へ |
強制的(内蔵ファンによる) |
吸気・排気口 |
本体からの
給気・排気管
接続位置 |
給湯器本体自体に給気・排気口があるので配管はない |
負圧 |
━━━━━ |
屋外設置なので無い |
安全性 |
━━━━━ |
給気・排気とも屋外になりますので安全です |
本体保護対策 |
強風 |
強風での逆流などの不具合などに注意が必要です |
風雪・積雪 |
風雪・積雪での埋もれるなどの注意が必要です |
凍結
風呂の使用後 |
集合住宅では、建物内の格納場所に設置されるので、屋外型のように外部に直接接することは無いので、凍結の恐れは少なくなります |
寒冷地の冬場は、風呂の使用後は毎回必ず水抜きをしないと凍結で破損(パイプ等)します
氷点下になると必ず凍結して故障します
シャワー等の配管部分・追い焚きポンプの水抜き他が必要になります |
凍結した場合 |
使用時には、水が出ることを必ず確認してから点火する
凍結していると大きな事故につながる危険性があります |
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(11-1)共用ダクト (共用給排気筒) |
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共用ダクト (共用給排気筒) 排気ダクトが集合型 |
概要 |
ガス熱源を利用している場合、マンション(集合住宅等)などで、外壁に面しない部分に給湯器を設置する場合には、給気・排気用の共用立てダクトが設置されている方式があります |
集合住宅等において給湯器の給気・排気のため、最下階から屋上まで貫通するダクト(自然通気力による風道)を設け、各住戸が共用する |
Uダクト方式(U字形)とSEダクト(T字形)方式とがある |
ダクトの容積は、給湯器の性能・必要な酸素量等を計算して設置されている |
経過年数が多い集合住宅で採用されています |
年代による違い |
集合住宅の建築年代により給気・排気方式がことなります |
共用ダクトで
給湯器の能力
を上げたい |
共用ガス管・専有ガス管の取替えの必要がでてくる |
出湯量を増量する居住者の要望が出た場合は、給湯器・ダクトの容積などの確認が必要になる |
給気量の増加 (酸素不足) による不完全燃焼、排気ガス濃度増加により、ダクトの処理能力の制限を超えてしまい変更が不可になります |
ダクトに接続
できるガス機器
の条件 |
密閉型・低酸素で燃焼タイプ |
ダクトの最上段階に接続された給湯器の給気する酸素濃度には、規定があります。酸素濃度が規定以下になる低酸素状態になり不完全燃焼になる |
排気ガスには酸性のドレン(排気ガス中の強酸性水)が含まれ、給気時にドレンも給湯器内に取込みますので、ドレンによって故障しやすいタイプ(湿気に弱い)は不向き |
(財)日本ガス検査協会(JIA)の検定品であること
JIAのダクト仕様の検定合格品でないと、ダクトには接続することができない |
特定保守製品
に指定 |
バランス釜タイプは消費生活用製品安全法における特定保守製品に指定されている |
建築基準法
の改正 |
2003年の建築基準法の改正で、24時間運転する換気設備が義務付けられるようになった |
現在 |
現在では給湯器がパイプスペース内に設置がほとんどで、給気と排気が本体で行う方式になり、ダクト方式はありません |
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Uダクト方式 U字型 |
概要 |
2本の立てダクトが底部でUの字上に繋がり、1本の立てダクト側は屋上から給気、片方の1本で屋上に排気するタイプ |
経過年数が多い集合住宅で採用されています |
圧力的にバランスが保たれ、風の影響を余り受けない |
給気 |
屋上の給気口より空気を給気し、ダクトを下降して底部まで行く |
排気 |
底部から上昇して各階の給湯器の吸気・排気しながら屋上部の排気筒へ上がって行く |
問題点 |
ダクトは一本の構造で給気と排気の混合するので、上の階ほど給気は排気ガスで汚れていきます |
給気と排気の能力
・構造/向上対策 |
Uダクトに排気専用ダクトを新設して、給気能力を向上する |
設置可能給湯器 |
BF-D、とFF-Dのダクト専用機種に限られる |
設置不可給湯器 |
壁面貫通型は、現行のUダクトに突出したタイプは不可 |
現在 |
現在はこの形のダクトは作られません |
|
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SEダクト方式 T字型 |
概要 |
建物の下部に給気用の水平ダクトを設置して、 立てダクトをT字形につなぎ各階の給湯器の吸気・排気しながら屋上部の排気筒へ上がって行くタイプ |
経過年数が多い集合住宅で採用されています |
風圧のバランスがとりにくく風圧の影響を受けやすく安定しにくい |
給気 |
給気は最下階の底部の水平ダクトから給気する |
排気 |
底部の水平ダクトから上昇して各階の給湯器の吸気・排気しながら屋上部の排気筒へ上がって行く |
問題点 |
ダクトは一本の構造で給気と排気の混合するので、上の階ほど給気は排気ガスで汚れていきます |
給気と排気の能力
・構造/向上対策 |
SEダクトに排気専用ダクトを新設して、給気能力を向上する |
設置可能給湯器 |
BF-D、とFF-Dのダクト専用機種に限られる |
設置不可給湯器 |
壁面貫通型は、現行のSEダクトに突出したタイプは不可 |
現在 |
現在はこの形のダクトは作られません |
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(11-2)立てダクト式 (共用タイプ) (主に集合住宅) |
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BF-D |
Balanced |
Flue |
Duct |
平均のとれた |
熱気送管 |
パイプ(導く) |
風呂釜(バランス釜) (壁を角形に抜き給排気口) |
給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
ダクト式
密閉式 |
ダクトより |
ダクトへ |
風呂釜 |
バランス釜 |
自然 |
自然 |
|
|
|
概要 |
吸気・排気が別々のダクト(Uダクト、SEダクト以外)に接する壁を貫通させ、自然通気により吸気・排気をする
バランス釜に対応しているダクトのみに使用可能 |
用途
(屋内用) |
風呂釜 |
浴室内に設置する風呂釜専用 (ダクトに接続) |
■給湯機能ないタイプ
浴槽に水を張ってから、追い焚きを行う |
■給湯機能のあるタイプ
浴槽にお湯を給湯栓から溜める
シャワー機能がある |
設置場所
(屋内) |
浴室内 |
置型 |
設置方法
(屋内) |
浴室内設置 |
浴槽の脇に設置
設置位置は、ダクト壁に面していること
本体の寸法・壁厚を考慮する。 |
吸気 |
ダクトより |
自然通気力による |
排気 |
ダクトへ |
自然通気力による |
吸気・排気口 |
本体からの
給気・排気管
接続位置 |
吸気・排気管はなく、本体後部が給気・排気部になる |
給気・排気管
の先端部位置 |
壁外へつき抜けた本体先端部分 |
負圧 |
━━━━━ |
密閉式では、給気・排気とも屋外になりますので、負圧は起こらない |
安全性 |
━━━━━ |
ダクトの耐用年数による |
他のタイプ
へ変更 |
━━━━━ |
バランス釜から壁貫通型給湯器への変更は、ダクト処理能力が無い場合は設置は不可
不可の場合は、屋外式RF式への変更になります |
注意事項 |
着火確認 |
風呂釜の内部で青く燃焼する口火が点火確認が必要 |
配管の汚れ |
内部配管の汚れができる |
備考 |
停電時 |
使用時に電力を必要としないので停電時でも、水・ガスで入浴ができる。 |
浴槽の高さ |
浴槽の高さが高いので、またぎにくい |
特定保守製品 |
法定点検 |
指定されているため、機器設置から10年後に法定点検を受ける必要があります |
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FF-D 給湯器の (追い焚き付き)ダクト式 |
Forced |
Draught |
Balanced |
Flue |
Duct |
強制 |
通風 |
平均のとれた |
熱気送管 |
パイプ(導く) |
給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
ダクト式
密閉式 |
屋内より |
屋外へ |
風呂釜 |
バランス釜の既存BF-D式の改修用 |
強制 |
強制 |
|
|
|
壁面貫通型-D |
壁面貫通型 |
Duct |
壁面貫通型 |
パイプ(導く) |
風呂釜 (浴室壁貫通設置)ダクト式 |
給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
ダクト式
密閉式 |
ダクトより |
ダクトへ |
風呂釜 |
バランス釜の既存BF-D式の改修用 |
自然 |
強制 |
|
|
|
概要 |
バランス釜用のダクト方式 (SE・U)の場合、能力が対応していないため取替えはできない |
用途
(屋内用) |
風呂釜 |
浴室壁の外側 (ダクトに接続) に設置する風呂釜専用 |
■給湯機能ないタイプ
浴槽に水を張ってから、追い焚きを行う |
■給湯機能のあるタイプ
浴槽にお湯を給湯栓から溜める
シャワー機能がある |
設置場所 |
壁の外 |
浴室壁貫通本体は壁の外へダクト内へ突出し設置 |
設置方法 |
壁外
壁貫通型 |
設置位置は、ダクト壁に面していること
本体の寸法・壁厚を考慮する |
吸気 |
ダクトより |
自然通気力による |
排気 |
ダクトへ |
強制的(内蔵ファンによる) |
給気・排気口 |
本体からの
給気・排気管
接続位置 |
吸気・排気管はなく、本体後部が給気・排気部になる |
給気・排気管
の先端部位置 |
壁外へつき抜けた本体先端部分 |
負圧 |
━━━━━ |
密閉式では、給気・排気とも屋外になりますので、負圧は起こらない |
安全性 |
━━━━━ |
ダクトの耐用年数による |
特定保守製品 |
法定点検 |
指定されているため、機器設置から10年後に法定点検を受ける必要があります |
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(11-3)水平ダクト式 (個別タイプ) (延長配管方式)
(主に集合住宅) |
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FF-D一軒ごとのダクト |
Forced |
Draught |
Balanced |
Flue |
Duct |
強制 |
通風 |
平均のとれた |
熱気送管 |
パイプ(導く) |
給湯器・風呂釜 (追い焚き付き)水平ダクト式 |
給排気方式 |
吸気 |
排気 |
機器 |
備考 |
水平ダクト式
密閉式 |
ダクトより |
ダクトへ |
給湯器
風呂釜 |
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強制 |
強制 |
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概要 |
各一軒毎にダクト式
給排気筒を延長して強制で給排気を行う方式
中層住宅に多い |
使用用途 |
給湯器
風呂釜
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給湯器・風呂釜兼用 |
吸気 |
屋外より |
強制的(内蔵ファンによる) |
排気 |
屋外へ |
強制的(内蔵ファンによる) |
吸気・排気口 |
本体からの
給排気管口位置 |
上方・後方
給排気管を壁・天井内に通して給排気する |
設置方法 |
フリー設置 |
フリー設置屋外 |
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利用可能地域 |
全国利用可能 |
インフラ整備されていない地域・地方都市 |
供給方式 |
灯油 |
灯油販売業者により自宅へ配達
自身にてポリタンク持参して購買 |
灯油規格 |
種類 |
全国共通 |
仕組み |
構造 |
灯油をバーナーで気体中に拡散させて、高温で燃焼させる構造の給湯器 |
直圧式と貯湯式 |
この石油給湯器には直圧式と貯湯式という2つのタイプがありますが、貯湯式の物は給湯器本体内部にタンクがあり湯を貯める |
給湯器 |
方式 |
水道直(じか)圧式・減圧式貯湯型・減圧式高圧力型 |
灯油
給湯器 |
現在 |
水道直圧式 |
この欠点を克服したものにタンクを内蔵せず、ガス給湯器などと同様に必要量だけその都度加温して利用する水道直圧式と呼ばれるものがある |
現在はほとんどの石油給湯器がこの仕組み |
設備が古い
場合 |
中古住宅の場合 |
減圧式貯湯型が多い
配管の経過劣化・強度が明確でない減圧式を使用する場合があります |
水道直(じか)圧式では、圧力が強いため配管・機器に損傷がでる恐れを回避するため |
価格 |
燃料 |
都市ガス・LPガスに比べ比較的安価 |
能力 |
能力単位 |
KW(kcal/h)で表示されています |
熱量 |
1.16KW(1,000kcal/h)の熱量が必要として算定 |
1時間に1,000リットルの水を1℃上昇させるための熱量 |
一般的な
給湯器の
能力(号数) |
1500 kcal/hのものが、ガス給湯器の1号ということになるのですが、45KW(38,700kcal/h)であれば、24号以上の能力ということになります。
家庭用であれば20号〜26号 |
快適に使用
できる能力 |
一般家庭で使用されているもので、24号以上の能力 |
お風呂を沸かすのに、約20分〜30分程度の時間が必要 |
冬場でもシャワーと他の給湯との併用ができます |
家族構成と
使用頻度 |
能力 |
家族構成や使用頻度を考慮して能力を検討する |
考慮すること |
石油給湯器
の作動音 |
臭い・バーナー作動音がするので、住居が接近の場合に近隣への気配り必要
吸排気設備・燃料タンクが必要 |
貯湯式の物は給湯器本体内部にタンクがありここにお湯を貯めていますが、電源ONにしてある場合は、湯が冷めてくると自動的にタンク内の湯を沸かし始めますが、その都度ボーンと音が出ますので近隣に影響がありますので注意が必要 |
メンテ |
灯油タンクの
水抜き |
一ヶ月に一度程度水抜きをする |
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灯油給湯器(ボイラー) 直圧式 |
灯油給湯器(ボイラー) 減圧・貯湯式 |
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(2)灯油 (石油)給湯器 (ボイラー) 直圧式 |
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構造 |
水道の圧力をそのままで熱交換器(銅パイプ製)に通過させ炎を当てることで通過中に温度を上昇させます |
目標温度に対して火力を増減制御するため複雑 |
水道水と
井戸水利用
の場合の違い |
通常水道水用
井戸水などの水質が悪い場合は、減圧式(貯湯式)を使用します
井戸水などの水質が悪い水は、熱交換器(銅パイプ製)が柔らかいため穴・亀裂等が起こり水漏れになることがあります |
上階への給湯 |
2階のシャワ−への給湯でもお湯の勢いがなくなりません。同じ温度のお湯を続けて使えます |
配管 |
減圧弁、安全弁、エア抜き弁などを使用しないので給湯器廻りの配管もすっきりおさまります |
保有水量 |
缶体の保有水量が少ないので、バーナー部の手前に水量を計測するセンサーがついています |
燃焼方式 |
比例制御というんですが、古くなると温度が揺らぎます |
使用経過
による汚れ |
バーナーが少しづつ汚れてきた場合、計算どおりの炎にならない |
圧力 |
石油給湯器へ水道圧力と同じ水圧(圧力は入口と出口同じ)で給湯するので減圧式より水圧が高い
2階にある風呂場への給湯も水圧が高いので可能
水道圧が高いので、老朽化した配管に損傷の可能性がある
使う時だけ燃焼してお湯が出ます
シャワーの水圧が強い |
リモコン |
付けっぱなしで燃料は消費しない |
即効性 |
スイッチをONにして直ぐ設定した温度での温水が出ます |
燃費 |
減圧式と比べて灯油使用量を節約できる |
湯量の調節 |
少量のお湯を出すことができない |
価格 |
減圧式より価格が高い |
現在最も売れ筋
の商品 |
最近の傾向は直圧式ですが、最近の直圧式は比例制御バーナーを使っているため構造が複雑で故障したときの修理代も高くなる
現在はこのタイプが多い |
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(3)灯油(石油)給湯器(ボイラー) 減圧・貯湯式 |
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構造 |
減圧式は、水道圧力を一旦減圧して給湯器へ入れるため、水道直圧式と比べて給湯圧力が低くなります |
減圧弁方式はタンクに水を張り(貯湯)燃焼させ湯を作る
複雑な回路が必要でなく、一定の温度が下がったら燃焼を開始する |
減圧式のセミ貯湯はシャワー圧も直圧式とほぼ変わらない |
温度設定が 温度ではなく 段階表示になるものもあります |
機内タンクの貯まった水を温めるため 沸騰時圧力を逃がす為に安全弁 と言う弁がついています |
水道水と
井戸水利用
の場合の違い |
貯湯式は 井戸水などの水質が悪い場合に使います |
上階への給湯
したい場合 |
圧力が弱いので直圧式を選ぶ |
燃焼方式 |
貯湯式は ONだと常にタンクを設定温度に保つため燃焼します
使用しない場合はOFFにする(OFFにしないと灯油を使います) |
完全に冷めてしまうと、湯ができるまで時間がかかります |
ON
OFF |
リモコンは消さないで下さいと説明される場合がありますが、灯油を消費するので、使用しない場合は電源は切る |
圧力 |
タンクの材質が鉄板、ステンレス板、缶体がステンレスの薄板で出来ているため、破壊を防ぐために水道圧力を減圧弁で下げています
出湯圧力が下がるので2階などにの風呂給湯などでは不向きで洗面所程度は使用できます |
貯湯式の減圧弁は80kpa、直圧は200kpa |
寿命 |
減圧弁方式のボイラーは構造が簡単なため、叉熱交換をステンレス製のタンクで行うため一般には寿命は直圧式より2倍程度長くなると言われています |
利点 |
水道直(じか)圧式と比べて、水道管への負担も軽く本体も比べて安価
圧力を抑えるので、古い配管でも利用可能
少量のお湯も出す事が可能 |
騒音と臭い |
古くなると、燃焼する際にボン・ボボーンと大きな音が出て、燃焼の臭がするようになりますので、近隣に影響しますので注意が必要です |
圧力
減圧式
(通常タイプ) |
減圧式は、低価格ですが、圧力がやや不足ぎみとなっており、シャワー使用でのは圧力が弱いです |
圧力
減圧式
(貯湯型) |
セミ貯湯式は一般家庭用
セミ貯湯式は、タンクを小さくして冷める分を減らすようにしています |
水圧は通常並みで、多くの湯を一度に多く使う場合向き (大家族・業務用) |
圧力
減圧式
(貯湯型)
住宅リフォ−ムの場合に採用される程度 |
従来の普及タイプで、価格も最も低価格で、シャワ−などで
圧力がやや不足です
最近では住宅リフォ−ムの場合に採用される程度で、減ってきています |
圧力
減圧式
(高圧力タイプ) |
最近タイプで、貯湯缶体の強度の強度を上げ給湯の際の圧力を高くしたもので、価格も水道直圧式よりもやや安い |
水圧を従来の2倍 (水道直圧式とほぼ同じ) まで上げることの出来るので、二階で使用できる |
リフォーム |
リフォームは、配管の経過年数・老朽化の実態が不明の場合は対圧力度が分からないので減圧タイプを使います |
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(4)従来の石油給湯器とエコフィール(高効率型石油給湯器) |
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エコフィール
高効率型 |
構造(仕組み) |
従来タイプは熱交換器1つでしたが、2つ有ります
水を温水にする工程は
(1)主熱交換器で温める
(2)補助交換器でもう一度温める
これによりエネルギー変換効率を上げる |
熱効率(燃費) |
従来の石油給湯器に比べて、少ない灯油でお湯を沸かすことができます。
今まで排気ガスとして捨てられていた熱を、再利用して燃焼効率を上げ燃費の向上・環境にもよいタイプ |
排水設備 |
排気ガスを再利用ので、凝縮水(酸性の水)が出ますので、中和器で酸性水をアルカリ性(石灰)にし、中和後に排水しますので、排水設備が必要になります |
音・臭い |
臭い・音は、ON/OFF時にでますが、出湯量に応じて燃焼する比例制御バーナーというシステムで、通常使用時ではON/OFFを繰り返さないようになっているので、
臭い・音を抑えています |
水道直圧式 |
構造(仕組み) |
お湯を使用分だけ瞬間的に給湯する
水道の圧力をそのままで熱交換器(銅パイプ製)に通過させ炎を当てることで通過中に温度を上昇させます |
熱効率(燃費) |
減圧式より灯油使用量が少なくてすむ |
水質 |
通常水道水用
井戸水などの水質が悪い場合は、減圧式(貯湯式)を使用します
水質が悪いと、熱交換器(銅パイプ製)が柔らかいため穴・亀裂等になることがあります |
給湯量の調整 |
少ない給湯ができない |
上階への給湯 |
水道圧力のままなので、減圧式より強い圧力で給湯される
2階の浴室への給湯も可能 |
価格 |
価格が減圧式より高めになる |
考慮点 |
水道圧力がかかるため、年数経過した配管・減圧式からの変更等は配管の破損に注意が必要
配管の取換えが必要な場合があります |
減圧式
(貯湯型) |
構造(仕組み) |
減圧弁方式はステンレスの缶体のタンクに水を張り(貯湯)一定の炎を当てる事で目標の温度のお湯を作る方式です。
複雑な回路が必要でなく、温度をセンサーして一定の温度下降があった場合に燃焼を再スタートさせます。 |
熱効率(燃費) |
直圧式と比べて灯油使用量が増える |
水質 |
貯湯式は 井戸水などの水質が悪い場合に使います |
給湯量の調整 |
少ない給湯ができる |
上階への給湯 |
減圧式エコフィール(通常タイプ)は給湯圧力が低い
2階への給湯が出来ない
水圧が弱くなるので、直圧に比べてシャワーなどの勢いが弱くなる |
価格 |
価格が水道直圧式より安めになる |
考慮点 |
水道直圧式より圧力が低いので、年数経過した配管でも使用できる
水道圧力を抑えるので、古い配管でも利用可能 |
減圧式
高圧力型
(貯湯型) |
圧力の強い
タイプ |
減圧式の中でも高圧力型減圧弁を採用し、通常の減圧弁の約2倍の圧力 |
上階への給湯 |
2階浴室でのシャワーも、お湯の勢い十分にご利用いただけます |
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焼却兼用風呂釜 |
灯油と薪が利用できるタイプ |
五右衛門風呂 |
風呂に直接バーナーを当て湯を沸かします |
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設置形態 |
設置形態によって、石油給湯器はどこに設置するかが決まります |
排ガス・音 |
石油給湯器は、近年では屋内・屋外ともに排ガス対策がされている。音も静かなものになってきている。
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屋外に設置
するタイプ |
煙突のないものがあり、前面に排気をします。意外に省スペースで出来るので、出窓の下やベランダといった、比較的狭いスペースでも設置が出来る。 |
屋内外兼用
タイプ |
屋内でも屋外でもどちらでも好きな場所に設置することができます。スペースに合わせて設置が出来るので、このタイプも好まれています。 |
屋内設置の
タイプ |
給気用と排気用の煙突があり、喚起を強制的に出来るので屋内にあっても空気が汚れるようなことはありません。 |
排気タイプ |
無煙突
タイプ
(屋外に設置) |
排気トップを採用しているので面倒な煙突工事が不要 |
前面
排気タイプ
(屋外に設置) |
前面から排気するので壁汚れも少ない
壁掛けタイプもある |
強制排気
タイプ
(屋内に設置) |
機密性の高い家屋に最適
長い煙突がいらない
寒冷地や雪国設置に適する |
強制排気
(FF)
タイプ |
壁に空気取り入れ口・換気口を開ける必要がなく。冷たい外気も入らず、気密性の高い住居にも設置できます |
高効率型 |
エコフィール
ドレン用の排水配管の施工が必須となります |
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給湯器 |
内蔵センサー作動 |
電源が入っていれば、給湯器は内蔵センサーが外気温度が2℃〜3℃以下になると保温燃焼をおこないます。(ー15℃程度までは保護されます)
7℃まで上がると停止します |
水抜き |
給湯器本体の下に通常水抜き口があります |
風呂釜 |
水抜き |
水道栓を開け水を流し続ける |
風呂釜の水抜き |
浴槽にお湯(水)
を溜める |
本体の追焚センサー部の温度が、4℃以下を検出しますと、追焚ポンプが動作し、追焚センサー部の温度が、8℃を検出すると停止する |
設置フリータイプの風呂給湯器は冬季(凍結の心配がある期間)は残り湯を循環金具の上まで残しておく |
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凍結対策 |
基本 |
電源 |
長期不在になる場合も、電源コードを抜かない |
水抜き |
水抜きをする |
配管 |
水は水道管より金属管のほうが先に凍ります。 |
凍結の確認 |
湯より水を先に出してみる
凍結してなければ、水が出ます
それから湯を出します |
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凍結対策 |
寒冷地へ移転時
の注意 |
風雪・積雪
温度低下 |
温暖地域から寒冷地への移転した場合、環境が変わるのでその地域性を認識して、風雪・積雪での埋もれ・温度低下などの注意が必要です。 |
寒冷地の
屋内設置 |
地域環境 |
温度の低下・凍結・積雪・風節のため屋外が不向きのため屋内型が多くなります
FF方式・FE方式タイプ |
屋内への設置 |
屋外設置より
給湯器を屋内に
設置する注意 |
給湯器を屋内に設置の場合 |
屋内設置は凍結しませんが、給気・排気の不備や給湯器の排気ガスもれ、水もれ等がおこる場合がありますので、屋外設置より安全度が低いです。 |
給気・排気管の設置、付属設備費・工事費が必要になります |
浴室内・湿度の高い場所の設置は避ける |
気候 |
気候の変動 |
最近は特に気温の低下が大きくなり、保温対策の再検討が必要になります |
保温材の再補強を考慮する
配管へのヒーターの備えの考慮する |
給湯器
の保護 |
通常の温度 |
給湯器は通常は、凍りません |
給湯器の
リモコン電源 |
電源を切っても本体は電源が入っていれば、寒くなればヒーター・保温燃焼をします |
給湯器は外気温度用の内蔵センサーが3度以下になると作動します
外気温3℃で稼働し7℃になると停止します |
給湯器の
電源コード |
給湯器の電源コードを抜くとヒーターが入らず凍結しますので注意が必要 |
配管
の保護 |
配管の
凍結予防 |
凍結防止機能は給湯器用の機能で、配管の凍結予防には効果がありません |
水道凍結防止帯を巻く |
■水道凍結防止帯自動温度制御型
自動温度制御型なので、周囲の温度に応じて自動的に発熱量を調節しまし、重ね巻きもできる。
凍結防止帯どうしの重なりや接触を気にする必要がないので、施工が簡単です。 |
浴槽
の保護 |
浴槽の
配管と
追い焚きポンプ |
浴槽に湯(水)を残し、追い焚きポンプ運転で保温維持して凍結防止をする |
寒冷地の保険 |
一般 |
保険会社に問合わせした下さい |
大学生対象 |
寒冷地は気温が氷点下になり、水道管が凍結し、破裂することがあります。
全国大学生協共済生活協同組合連合会
火災共済は火災だけでなく水道管などの凍結による破裂の保障もあります。 冬本番に備えて加入しているかどうか確認しておきましょう。(解凍のみの工事は対象になりません) |
http://kyosai.univcoop.or.jp/useful/freeze.html |
凍結事故
の負担 |
戸建 |
自己負担になります |
集合住宅 |
共用部分と専用部分で責任区分が違ってくる |
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給湯器の設置場所 |
最低気温 |
設置場所 |
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温暖地
(通常型) |
準寒冷地 |
寒冷地 |
━5℃〜
程度位まで |
屋外設置
可能 |
屋外設置か
屋内設置
かは地域気候による |
基本的に
屋内設置 |
本体は凍結防止ヒーター付き
配管に凍結防止材を巻く
凍結防止のため水抜きを行う |
━10℃〜
程度位まで |
━━━ |
寒冷地・極寒地は屋内に設置します
北海道などは屋内設置 |
━20℃〜
程度位から以下 |
━━━ |
風がある時は、より気温が低下しますので,その分を考慮する |
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1分間の湯量を求める計算式 / 号数求める計算式 |
1分間の
湯量を求める計算式 |
(◎号数×25)÷(湯温−水温)=1分間の出湯量(■リットル) |
号数求める計算式 |
(湯温−水温)×(■リットル/1分÷25)=◎号数 |
水温+25℃
(計算式では25℃は、25と表示) |
使うお湯の温度を40℃、水道水の年間平均水温15℃という設定で、その差が25℃としている。
水温+25℃のお湯を1分間に1リットル出せれば1号 |
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1分間の湯量を求める計算式 |
(◎号数×25)÷(出湯温度−水の温度)=1分間の出湯量(■リットル) |
|
◎号数 |
25℃ |
出湯温度 |
水の温度(℃) |
1分間の出湯量
(■リットル) |
4号(夏場) |
4 |
25 |
40 |
20 |
5 |
10号(夏場) |
10 |
25 |
40 |
20 |
13 |
16号(夏場) |
16 |
25 |
40 |
20 |
20 |
20号(夏場) |
20 |
25 |
40 |
20 |
25 |
24号(夏場) |
24 |
25 |
40 |
20 |
30 |
|
|
|
|
|
|
4号(冬場) |
4 |
25 |
40 |
7 |
3 |
10号(冬場) |
10 |
25 |
40 |
7 |
8 |
16号(冬場) |
16 |
25 |
40 |
7 |
12 |
20号(冬場) |
20 |
25 |
40 |
7 |
15 |
24号(冬場) |
24 |
25 |
40 |
7 |
18 |
冬期は水温が下がるので、夏期に比べ湯の出る量が少なくなり、
シャワーと台所の同時使用は、出湯量が少なくなりますので
20号以上を採用するのを検討する
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号数求める計算式 |
(出湯湯度−水の温度)×(1分間の出湯量(■リットル)÷25)=◎号数 |
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出湯温度 |
水の温度(℃) |
1分間の出湯量
(■リットル) |
25℃ |
◎号数 |
4号(夏場) |
40 |
20 |
5 |
25 |
4 |
10号(夏場) |
40 |
20 |
13 |
25 |
10 |
16号(夏場) |
40 |
20 |
20 |
25 |
16 |
20号(夏場) |
40 |
20 |
25 |
25 |
20 |
24号(夏場) |
40 |
20 |
30 |
25 |
24 |
|
|
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4号(冬場) |
40 |
7 |
3 |
25 |
4 |
10号(冬場) |
40 |
7 |
8 |
25 |
10 |
16号(冬場) |
40 |
7 |
12 |
25 |
16 |
20号(冬場) |
40 |
7 |
15 |
25 |
20 |
24号(冬場) |
40 |
7 |
18 |
25 |
24 |
冬場は特に42度のお湯も10分間入浴するだけで1度以上温度が下がると言われています
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号数 |
家族人数 |
<10号> |
1人の家族用 (19所への給湯向き) |
<16号> |
1〜2人の家族用 |
<20号> |
2〜3人の家族用 |
<24号> |
4〜5人以上の家族用 |
<28号> |
6人以上の家族用 |
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号数のアップによる燃料代 |
ガス代 |
出湯したお湯の量によって決まります。 |
出湯量 |
出湯量が同じでなら、使用燃料代は同じ。 |
浴槽への同量の湯はり量 |
16・20・24号でも、使用燃料代は同じ。 |
シャワー・蛇口等の出湯 |
号数アップで、お湯の出湯量も多くなるので、燃料代が高くなることがあります。 |
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負圧の実例 |
負圧 |
大気に比べて圧力が低い側 |
正圧 |
大気に比べて圧力が高い側 |
実例 |
掃除機 |
掃除機を作動すると、吸込み口の気圧が下がり、ゴミ等が掃除機の中へ入ってくる
490 |
紙パック |
ストローで紙パックの中身を吸っていくと、中身が少なくなっていき、容器がへこみ始めます。これは容器内が負圧(真空状態)になり、外側の大気圧(外圧)より低くなってつぶれる状態になります |
換気扇 |
密閉の部屋で換気扇 (排気) を作動すると負圧になり
吸気 (外気を入れる) をすると正圧になります |
住宅の屋内 |
住宅の気密性能が高い場合、負圧が起こりやすくなります |
浴室内の
CF式 |
換気扇の運転で、浴室への影響で負圧となることがありますので注意が必要 |
対策 |
空気が入るように換気口を開けるか、作動させ、負圧にならないように注意が必要 |
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各給排気形式の機器による負圧現象 |
開放式 |
小型の瞬間湯沸器で、屋内の空気を取入れ、排気も屋内に出すので換気扇 (排気)
を作動させて排気ガスを出すタイプ |
気密性の高い屋内で強く換気扇 (排気) を作動させると起こる場合がある |
半密閉式 |
排気管のみがあります
屋内の空気を燃やして、排気管で屋外に排気ガスを出すタイプ |
排気量が給気量より多くなり
屋内の気圧が屋外より低くなり負圧現象が起きやすい |
密閉式 |
給気管・排気管があります。FF式など
燃焼するための外気を屋外から取入れ、排気を屋外に出すタイプ |
排気量と給気量が安定する |
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第1種換気 |
形態 |
屋外の空気を屋内に取込み、屋内の空気を屋外へ出す
取入れ・排出を同時にファンで行う |
屋外の空気 |
ファンで取入れ |
屋内の空気 |
ファンで出す |
内容 |
空気の混合により、屋内全体の環境が安定する
換気機器の設置に費用がいる |
第2種換気 |
形態 |
屋外の空気を屋内に換気機器を使って取り込み、その差圧で屋内に設置された換気口から空気を屋外へ出す換気方式 |
屋外の空気 |
ファンで取入れ |
屋内の空気 |
換気口から出す |
内容 |
屋外の空気を、屋内へ取入れますが、換気口から自然に出しますが、取入れの力が大きいので屋外の空気の影響を受けます |
第3種換気 |
形態 |
屋内の空気を換気口から自然に取入れ、室外に換気機器を使って出す |
屋外の空気 |
換気口から取入れ |
屋内の空気 |
ファンで出す |
内容 |
屋内の空気を換気機器で屋外へ出しますので、取入の換気口の位置を考慮する
屋外の空気を、屋内へ自然に取入れますが、換気口から換気機器で出しますが、排出の力が大きいので屋外の空気の影響を受けます
屋内は負圧状態になりやすい |
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